- 作者: 戸梶圭太
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2005/07/20
- メディア: 単行本
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戸梶流ゾンビ小説ですね。とりあえず、人生は金だ。金さえあれば人間でいられる。このごろ戸梶を読んでブブブブッと笑ったあとで一瞬真顔になる自分がいることに気がついた。うーん、微妙に笑えない?みたいな。ちょっと前まではデター激安人間!て笑えたのに、ていうか私大丈夫?てちょっとだけ思う自分がいたりするのだ。やだよー、そっち行きたくないよー。次から次へと登場人物が出てくる群像小説なんだけど、何かで読んだか聞いたかした“本当に世の中に必要なのは2割の人間で、どうでもいいのが6割で、どうしようもない害毒が2割”ってのを思い出した。ソナーレ住民が上の2割で、綾瀬住民が下の2割。で、この本では一番キツイ扱いの警備員やソナーレ送迎バスの運転手なんかが6割・・・だよなぁ。もう何が幸せなんだか時々わかんなくなる。うーん、なんかネガってきたぞ・・・。
東京ライオットってCOBRAの曲名でしたっけ?懐かしい。