『がんばっていきまっしょい』第6艇

体育(マラソン)の授業で中田三郎に賭けを挑まれた悦ネェは、リーへの対抗心もあってオノレの実力も弁えずオーバーペースで走り、挙句ぶっ倒れてしまう。すかさずブーが駆けつけ、素早く悦ネェをおんぶして保健室へ運ぶ。複雑な顔でそれを見送るリー。一週間の安静が必要な悦ネェに変わりキャプテン代行に指名されたリーは、悦ネェに対する複雑な気持ちを抱えていることもあり、悦ネェとは違うやり方でチームを引っ張ろうとするが、周りが見えなくなってしまい、イモッチの体調不良に気づかない。岸から見てた悦ネェはそれに気づき、必死に叫び練習を止める。ダイエットの為まともに食事を取ってないイモッチは「しんどい・・・」とポツリ。「イモッチはイモッチのままでええんよ」勝つことも大切だけど、無理せず楽しくやることの方がもっと大切と悦ネェが言うと、ダッコも姫も「そうやね」と。1人取り残されるリー。「お前は頑張ってる」と大好きなブーから優しい言葉をかけられたリーは「好きよ、関野くん」と告白するが、ブーの顔はみるみる曇る。その顔を見て返事が分かってしまったリーは次の日から練習に来なくなった。

なにこれなにこれ、めっちゃ後味悪い。どうも悦ネェが好きになれない俺としては、すこぶる微妙な回でした。だってどう見ても貧血で倒れそうな女じゃないんだもん。相変わらず「勝ちたい」とか言っときながら寝坊で朝練遅刻するようなキャプテンに、勝つことよりも無理せず楽しんでやるほうが大切とか偉そうなこといわれても、お前が言うな!て思う。あと、コーチ無能すぎ。1年の時から見てきたくせに、今頃になって「痩せろ」とか言うのも計画性ないんだけど、高校生に「痩せろ」なんつったら絶食に近いことするに決まってんのに、ただでさえボートなんてハードなスポーツやってんだから、ちゃんとした食事メニューを作ってあげるのがコーチだろうが。しかもいきなり、男子でも驚く「20キロ漕ぎ」をやり始めたのを止めるでもなくボーッと見てるだけってなんなのよ?そんで結局1人体調が悪いからって練習やめちゃうようじゃ、新海の田中さんに「お嬢さんたちのお遊び」て言われて当然でしょ。「しょい」ってもっと真剣にボートに賭ける青春っていうか、あそこまで熱くないだろうけど、スクールウォーズに近いようなもんなのかと思ってたんだよなー。冴えない女子高生がボート部作って琵琶湖?に行くまでが本筋の話だと思ってたんだけど、どうやら間違いだったみたいです。初回で悦ネェが「部活を通じて充実した高校生活を送りたい」って言ってたけど、ほんとにその通りの話だったんだな。それならそれでいいんだけど。ていうかブーさえカッコよければそれでいいんですけど。
ということで、目の下の隈が尋常じゃないことになってきちゃってる、後ろ髪もモッサモサになってきちゃってる今回のブー。中田三郎に「女とつきおーたことないんか?」とからかわれ、「俺かてその気になれば女ぐらい集められるんじゃ!簡単じゃ!」チンピラ丸出し。練習後の部室ではまたもや意味なく一人だけ上半身裸(関テレは神)。そして中田三郎とお揃いの体操服姿・・・2人ともめちゃめちゃ似合わねー!というか、おねーさんは直視できない系の卑猥さを感じてしまいました。俺ヤバイかも。おんぶ萌え激萌え。お姫様だっこじゃないとこがブーの可愛さ。レギュラーになれずに腐ったか、ラグビー部を退部した中田三郎を勧誘しようとしてる先輩達に対して「マジっすか!?」その時ブーの皿のお好み焼きはマヨネーズだっくだく。そしてリーに告られるブー。話の筋としては「好き」と言われた後でその顔はねーだろなんですけども、ブーの横顔フェチな俺としてはハニャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン★もうキュンキュン。いい歳してなんですけど、キュンキュンですよ。ああキュンキュンさ。亮ちゃんは顔で演技が出来る子だなぁと思う。あの瞬間の困ったというか辛そうな顔、誰が見たって脈ナシだって分かる。泣きそうになって目が赤くなっちゃってる相武ちゃんの表情もよかったし、このシーンはアイドルドラマだとは思えない出来でございました。つーかやっぱ悦ネェ<リーだと思うよ、ブー。
慣れてきたんだかなんなんだかわかんないけど、今回の中田三郎はあんまキモくなかったかも・・・。体操服姿は破壊的だったけど。悦ネェの部屋でいいこと言う中田三郎なんて、ちょっとカッコよく見えちゃったもん(このシーンはこれまでで一番これが前三郎ちゃんだったらなぁと思った。あーあ)。でも、悦ネェの姉ちゃんが「綺麗な子」てゆーてましたが、それだけは認められねぇぞ姉ちゃん!