『Re:リベンジ 欲望の果てに』

心臓の病を抱え手術を受けたときと、母親が亡くなったとき、この時間の流れが明確ではなくてどちらが先のことなのかわかりませんが、とにかく赤楚くん演じる主人公は父親に病気を治してもらって(父親が手術をしてくれたと思ってて)、自分も医者になって同じような病気の子供を救うんだと思っていたわけですよね。
父親が座る理事長の椅子に座ってキャッキャする子供時代があって、一方で母親の葬儀の場で母の姉である伯母に突き飛ばされたときも子供で、そのあと医学部に入学し、医学部卒業まで1年を残して「権力の権化である父親に反発」して退学し父親から距離を取ったと。

父親に病気を治してもらって母親が死んだ「子供時代」は小学生のころだろうから10歳前後として、そこから医学部を受験する18歳までおよそ「8年間」という時間が流れてるわけだよね?。その間父親のことをどう思ってたんだろう。
婿養子の立場ゆえ母親の死後権力の座に必死でしがみついてた的なことを言ってたけど、中高という「ザ・多感」な時期にそんな父親を見てたんだろうに、それでも医学部には入って、医学部生として色んな考えを持つ医学部生たちと交流ぐらいしただろうに、5年もたってから「俺は親父の道具じゃない」なんつって総合病院の跡継ぎとなる未来を捨てる主人公が甘ちゃんのボンボンにしか思えないのだが。
医学部入学するまでは尊敬する父親だったのに、医学部に入ったあとで権力の権化になったってことならそこちゃんと説明してよと。

ていうか、父親の容態が危ないと聞いても嫌々病室に行くぐらい父親を嫌悪していたというのに、インタビュー記事なんてイメージアップ以外の目的なんぞないわけだから何割か増しの美談に仕立てられてるものがほどんどだろうに「父親が語った「約束」」の話を読んで改心するとかマジで甘ちゃんすぎだろこの男。

などと思っていたら、薬剤嗅がされて意識を奪われ、父親の葬儀の場からトンズラしたことにされるとかなんだこれw。

とりあえず葬儀場からどこかに連れ去られたところで意識が戻るってんでなく、医療機器が用意された場所で眠らされ続ける?みたいだけど、父親の葬儀の最中にガチギレして暴れた流れで失踪した的な扱いにされるんだろうか。
父親は意図的に心臓を止められた、つまり殺されたみたいだけど、死亡確認されて荼毘に付されて火葬場に送られる流れのなかに「疑惑」の芽は一切(描写として)なかったわけで、主人公はなにをどう「リベンジ」することになるんだろう。

などと思ってたら予告でバスタブの向こうで窓に向かって全裸で仁王立ちする笹野高史のバックショットがあったんだけどなんだよアレww

今のところまったく楽しむためのとっかかりがない状態なんだけど、とりあえず笹野さんの全裸のために次回も見ますw。