『となりのナースエイド』第2話

裏のドラマは初回すら見る気がないのでどうしようか迷ったものの高杉くんいるしもうちょい見てみるか・・・ってな感じで2話も見たけど、これぐらいのでしゃばり具合ならまあ見られるかな。

自ら首突っ込んだわけではなくゲスト患者につきっきりなのは大河先生に“丸投げ”されたからだし、散々悩んだ末に打開策を思いつくのも前回のゲスト患者である梶原善さんの“何気ない一言”からってんで連ドラとして良い流れだったし、引っかかるところはもちろんあったけど、それでもノーマスクでオペ室に乱入して医師にモノ申すという初回のあのクソ描写に比べれば「ドラマ」として許容範囲内と言える程度のもので、あんな初回じゃなかったら・・・と思ってたのに初回より数字上げたってマジかよ。
裏が初回なのに上げてくるとか、よっぽど裏が避けられてる(避けた人はたぶんわたしと同じ理由だと思う)こともだけど初回の「酷さ」が結構大きく取り上げられたことで結果的に炎上商法みたいになったってこともあるのかな(そういう人は2話を見てガッカリしただろう)。

引っかかるところはあったと書いたのは、傷跡をなるべく残さないようロボット手術に切り替えるとしても腹の中を見てみなければどんな状態か確認することはできないわけで、大河先生が「失敗」することはなくても腫瘍の状態によっては開腹手術に切り替える可能性はあるわけで、このケースで「絶対」という言葉を使って「約束」するのはダメだと思うんだよね。
若いから癌の進行が早く一刻も早く手術することが望ましいと、それはわかる。だから手術に同意させるために「絶対に傷を残さない(開腹はしない)」と『嘘』を言ってくれと頼む主人公がその可能性について触れなかったこと。

大河先生が嘘をつくことを了承したのは主人公に「借りがあるから」ってことで、それは医者としても人間性としても案外柔軟なんですね?という意外性込みで納得するとして、そこで一言「でももし思ったよりも腫瘍が大きかった場合は俺の判断で開腹に切り替える」と言わせ、それに対して主人公が「その時は私は責任を持って患者をフォローする」と応えるとかさ、そんな感じであれば医療ドラマとしての好感度がちょっとは上がると思うんだけど。まあ医療ドラマとして作ってないかもしれないけど。

好感度と言えば、悩む主人公に「なんかいいこと言ってくれそうな雰囲気」の水野美紀がなにも言ってくれなかったシーンは笑ったw。
わたしも完全に「なんかいいこと言うんだろうな」と思ったもんw。
矢本くんが語る「なしもえ」の説明を何一つ理解できず、理解することを諦めてスンッとなるのも良かったし、これは実に良い水野美紀