『となりのナースエイド』第9話

心臓の腫瘍を切除したと思ったらあっという間にまた腫瘍ができちゃった?みたいだけど、シムネスってそれが全身で起きてるってことなんだよね?。
オームスの操縦者が実際にどんな手術を行うのかさっぱりわからないけど、とにかく全身で多発的に発生しているガンを同時にすべて切除するのがオームス手術って話だけど火神教授の心臓の様子からしてガン細胞が少しでも体内に残っていたら瞬時にガンが再発生してしまうっぽくないか?。ガチの「同時」に一ミリの取り残しもなく「すべて切除」しなければダメなのではないかと思うのだけど、そんなことが可能なのか?というよりオームスなるシステム?機器?をどう使えばそんなことができるのだろうかと思ってしまう。ドラマだけど。

ていうか、案の定澪がオームスに適合するとなり、姉を殺した火神教授をオームスで救うのか救わないのか?(オームス初めての起動実験体として火神教授が自らの身体を提供する)という話になるのだろうと予想したのに、このまま火神教授は死んでしまい、親の許可を得ずに手術に踏み切った大河の行為が明るみとなってしまって大騒ぎって、なにがしたいんだろうこのドラマ。

火神は澪の姉を殺したのは自分だと言って死んだけど、姉を突き落とす映像はなかったし、殺したというのは「死ぬ原因を作ったのは自分だ」という意味だと思うんだよな。
いくらオームスを完成させより多くの人の命を救うという「大義」のためとはいえ「人の命を奪う」ことを医者がするか?と思うし(大義を掲げて殺しまくってる医者が木曜日にいるけどさあ!)、なにより火神教授は大河先生の尊敬する恩師であるわけで、本当に殺したとは思えない。思いたくない。
でも「自分が殺した」と言って火神教授が死んでしまった以上、それはもうほぼほぼ「確定」じゃん。
「姉は自殺ではなく殺された。殺したのは火神細胞を作ったのは別人であることを公表させまいとした火神教授」だと、それが「真実」ではないと考える者などいないだろう。

そして現在進行形で大河先生が騒動の渦中にあるとなれば、大河先生を救うことが最優先になるだろうし、言い方悪いけどそうなったらもう姉のことは「終わった話」になりそうじゃん?。

そして開発者が罪を犯したとしてもオームスというシステムだか機器だかに罪はないわけで、それこそここで開発をやめたら多くの命が失われることになってしまうわけで、現状唯一の適合者である澪はその開発に協力するのか否かって話になるだろ?。つまり姉の死の真相をひっくるめて澪の「信念」の話になると。
となればやっぱり姉の話はもうこれ以上どうなることもなさそうで、(この先がどうなるかはまだわからないけど)モヤモヤが残る・・・。