『王様戦隊キングオージャー』第38話「不動のアイドルデビュー」

役者がピアノを得意としてるからって2度もピアノを弾くシーンをヒメノに作ってやったわけだから、リタにも同じように特技を活かす話を作るのは全然いいと思うんだけど(ダンス動画がバズったみたいだけど平川さんの特技がダンスなのかは知らん)、さすがにストーリーがひどすぎないか?。
前回のトウフでなぜ前大殿をよみがえらせたのかわからないのもそうだけど、『遊び』にしてもこれのなにが宇蟲王を「楽しませてる」のかさっぱりわからんし、この程度のことでゴッカンを取り戻したってのもンコソパと比べるまでもなく納得いかない。

でもまあ今回の話の肝はダグデド(たち)がアイドルオーディションに夢中になってる隙にヤンマとシオカラがンコソパのウルトラコンピューター「天上天下唯我独尊」を奪い返すことにあったみたいだから(そしてシュゴッダムの環境が猛烈に悪化してることが判明。シュゴッダム国民ってもしかしなくとも民度低いよね・・・)、そういうことなら次回を楽しみにすればいいか。

しかしリタってまだ子供のうちから前王の継子みたいな扱いされてたし、天涯孤独(だから前王がそばに置いていた)なのかと思ってたんだけど、両親は生きてるし会ってるんだな。
でもそうなると実はアイドルになりたかった女の子が孤独な裁判長になるしかなかったってことなのか・・・となっちゃうし、ずっと隠し続けてた口元を全開にしたこともだけど今回の話でリタの神秘性みたいなものが失われてしまったようでちょっと残念というか、もったいない気がしちゃうんだけど、モルフォーニャに素顔を見せられるようになったことはよかったよね。