『仮面ライダーガッチャード』第12話「暴走ライナー!暗黒ライダー!」

ポッと出とはいえアカデミーの人間、それも組織を運営する側であろう人間が「敵を崇拝するスパイ」で、その敵から用済みを言い渡されてあっという間に始末された(その様子を共に派遣された組織の管理官が高みの見物してる)かと思ったら、敵にベルトを装着させられた学生が無理やり仮面ライダードレッドに変身させられ、そのドレッドに素面状態の主人公(高校生)が馬乗りで顔面をタコ殴りされるという、ポップな作品の作りに反してなかなかの残酷・暴力描写でしたが、それはどちらかといえば評価するけど「錬金術師」が肉弾戦やってるのがどうも違和感なんだよね・・・。
何度も言ってるけどそもそもこの作品世界の「錬金術」の定義がわからないんだけどさ、イメージ的には錬金術による創造物で戦い合うというものなんで。

てか目の前で生徒を実験・実践の道具にさせられ、その生徒が別の生徒に過剰な暴力を振るっているというのになにもできない挙句「これ以上は学生の手に負えることじゃないから組織に相談する」って、ミナト先生がマジ使えなさ過ぎて。

まあライダーにタコ殴りされても“ちょっと殴られた”程度なんで放っておいても大丈夫ってなことでしょうが、だとするとドレッドの登場・お披露目でぶっ飛ばされて変身解除させられたスパナさんが哀れでな・・・・・・。