『ノッキンオン・ロックドドア』第3話

あまりにもこの松村北斗のビジュアルが好みすぎるがゆえに話がちゃんと入ってこないんだけど(30分で20回ほど一時停止して「はーカッコいいわー」と眺めてしまうため)、今回の犯行って美影が犯罪コンサルタントとして関わった(アドバイスした?)ってな話なんだよね?。つまり倒理が「そうなる可能性は限りなく高い」を連発してたあの「毒殺トリック」を計画したのは美影だってことでいいんだよな?。
運転手が長田成哉であると視認した時点で「犯人」は秘書の丸山智己か「運転手」の長田成哉かの二択になるし、それはまあメタ的な目線での予測だとしても“床に毒物を塗っておいたのでは?”という推理は事件発生の段階でできてしまうわけで、美影の作る「トリック」はその程度かと思ってしまうな。

まあ倒理はその謎解きを理詰めで押し切っただけで「証拠」を提示することはできなかったわけで、その点で言えば美影の計画は不可能犯罪ってことなんだろうし、あとは依頼人=犯人が自白するか否か決めればいいってことなのでしょうが。

ああでも今回の話の肝は“事故の元凶は政治家ではなく秘書だった”ってところにあるわけで、運転手にトリックを授けた時点で「復讐相手が違う」と美影が「知っていた」ってことならば、美影の目的は真相を知ったときのことを含め「運転手の心」を観察するためであったかもしれないし、だから美影は「僕はこの仕事が気に入っている」のかもしれない?。

だとしたらそれはわたしが構築した(というか美化していると言うのが正しい表現)美影のイメージに合致する。