『王様戦隊キングオージャー』第23話「シュゴッダムの動く城」

2000年前のシステムでその後一度も起動してなければそら部品は劣化するだろうけど、破損した大量の部品をどうにかできるのかと聞かれたヤンマ総長が「何万個作ってきたと思ってんだ」「ここからはンコソパの仕事だ」ってなことを言ってたんでンコソパで一万を超える部品を作るのだと、シュゴッダムの国中から歯車をかき集めて献上しろ、さもなくば貴様は死ぬ!というギラの命令によって集められた歯車を溶かして新しい部品にするんだと思ったのに、そのまんま中古の部品で代用しててズコーw。

シュゴッダムって確か始まりの国的な記憶があるし、見てた感じかき集められた歯車も決して新しいわけでもなさそうだけど、動いたはいいけどすぐまた次から次へと歯車が消耗していくのではないか?と思ったら、シュゴッドたちによる自己修復機能が働きましたってんで「お、おう」となりましたw。ファンタジー最強。

でも最後のひとつ、基盤となる部分の歯車がブーンが持つオージャカリバーの玩具についてて、ギラの元へ届けるべく走るブーンの向こうに巨大ダイゴーグが見える画は熱かったし、それを阻止しようとするカメジムの排除からの「行っておいで」と蜘蛛の糸に歯車を通して基盤へと届けるジェラミーも粋で、このシーンはとてもドラマティックだったし画作りに(戦隊としての)新しさを感じた。

そしてこのブーンの前にはドゥーガとシュゴッダム兵の身体を張った頑張りがあった。
ギラが言うように今回シュゴッダムを守ることができたのは国民みんなの働きがあったからだし、誰ひとり欠けてもこの結果にはならなかった。
城ロボが思いのほかデカく、巨大ダイゴーグとの戦いではむしろキングコーカサスカブトのほうが国を破壊してる気がしなくはなかったけどw、ストーリー的にも見応えのある新ロボお披露目回だった。