『どうする家康』第30話「新たなる覇者」

今回30話なのか。徳川家康の生涯を描くとなるとここからが特大級の重大イベント続きなのに、もう30話ってどう考えても話数足りなくないか?
などと思いつつ、家康が主人公の作品だからとはいえ一瞬で終わったというかもはなかったに等しい清須会議や、家康が主人公の作品なんだからこっちはガッツリ描くかと思った天正壬午の乱も説明台詞で終わってしまった挙句、「総大将はお市様です」な賤ケ岳を見ながら「無」になりました(鎧姿の北川景子ははちゃめちゃに格好良かったけど目の前で妻子に昔の男話される勝家の立場・・・権六呼ばわりされ跪いてるし・・・)。


でもお市様と家康の初恋物語というオリジナル要素が茶々の中に家康に対する「憎しみ」という蕾となり、やがて淀殿となり花開く(であろう)展開は、家康を悪く描けないがゆえの苦肉の策かもしれないけど、恨む相手間違ってんだろってことも含めてアプローチとして面白い。成長した茶々のキャスティングによってはワンチャン盛り返す可能性もある・・・か?。
この設定で白鳥玉季ちゃんが成長した姿となると菜々緒がパッと浮かんだけど、誰がくるのか久々にマジで楽しみ。