今のところ、この作品で評価できることのひとつが溝端淳平演じる今川氏真なので今回が「ダメ」ならさすがにわたしの心も折れるかもしれないと思っていたわけですが、だいじょうぶ！折れてません！。
あれだけ正信に言われたのにまたもや私情100％で戦やってる主人公にはため息しかでないけど、タイトル通り出ずっぱりの溝端氏真が全てのシーンでキマってたのでだいじょうぶでした。
アニメかよｗｗと笑ったけど氏真VS忠勝カッコよかったし、この氏真がこの家康と茶飲み友達どころか江戸城に入り浸りになるとは到底思えなかったけど「そこ」へ持っていく流れも自然だった。
「そなたはまだ降りるな。そこで苦しめ」と言う氏真は最高にイイ顔してた。
まあ義元がフラグ通りに「戻ってくることはなかった」とはいえもっと早く「続き」を伝えてやれよ早川殿！とは思ったし（裏穴から氏真の奥方を含む女たちが出てきたから捕らえた＝裏穴から氏真のいるところまで逆行することができたんだってことは解るとして、氏真と家康がタイマンする場に早川殿が鳥居達とは“反対側”からフラッと現れたのはなんでなんだろうね？）、家康憎しを理由にずっと好きだった瀬名を慰み者にしておきながら（+視聴者目線としては足の悪い妻を「足手まとい」扱いしておきながら）「妻一人を幸せにすることならできる」などと爽やかに言い放つ氏真に「今も兄と慕っております」と土下座する家康ってどうなん？とも思ったけど。
そんでこれはまあ見たいかと言えば別に見たくはないんだけど、田鶴のことを知ったであろう瀬名の様子とか全く描かれないんだなと。
田鶴→瀬名を描くだけ描いてその回が終わったらノータッチならばいよいよ「大河」じゃないよなコレ・・・と思いつつ、次回はドタバタ都旅行かー。北条と結ぶ話はどうなるんだろうね？。
またわたしの忍耐力が試される。はやくこいこい三方原。
