『わたしのお嫁くん』最終話

結局単なる「ラブコメ」で、テーマとかメッセージ性とかあるようでとくにない「ただのラブコメ」なのだということをようやく理解しながらわたしなんで最後まで見たんだろうと真顔で思う最終回でした。

嫁と大黒柱の関係から彼氏彼女の関係に変わったあたりから速見先輩の「あー・・・うん」とか「えーっと・・・そうかな」といった煮え切らない反応に対するイラつきが蓄積され、終盤はほぼほぼ惰性で見ていたようなものでしたが、それでも最後まで見ちゃったのは山本家の兄ズを筆頭にメインの二人を盛り立てる脇キャラが良かったからだと思う。
アニメチックなキャラばかりだったけど、それぞれ単体で見ればイカレキャラなのに演者たちの相性なのかセンスなのか絶妙なバランスで「脇キャラ」としての統一感があった。

この個性の塊の脇キャラ達をここで終わりにするのはもったいなさすぎるんで、速見先輩と山本くんが結婚するSPドラマを所望したいところなんですが、そのときは脚本家を変えてほしい。これはぜったいマストで。