子供にはこのほうがわかりやすいのだろうとは思うんだけど「王子」って文字面の通り「王の(男の)子」のことだから、ラクレスが王でその弟のギラが王子ってのは違和感・・・。
ってことはそれとして、ラクレスが言い出した「決闘裁判」はカグラギの発案で、万が一のためといってヒメノの両親を殺した毒と完全一致したスコピから抽出した毒入りの注射器をカグラギがラクレスに渡し、実はそれは「毒と麻酔薬をすり替えラクレスに渡し、毒で死んだ(とラクレスに思わせた)ギラをシュゴッダム兵士に化けたヤンマとヒメノたちが安全なところに運び、表向きはギラを死んだことにする(そしてギラの力を自分たちのものにする)というヒメノの作戦だったが、カグラギが毒と麻酔薬のどちらをラクレスに渡したのかわからなくなり、KAGEROUの乱入により決闘の場が一瞬荒れるがラクレスは躊躇なくKAGEROUヤンマに毒をぶっ刺し、そしてギラにトドメを刺しギラは崖下に転落するもヒメノによって命を救われ、なんとか計画通りに事が運びましたってな話だったけど、正直言ってまったく内容が入ってこない。
何故かと言うと、KAGEROUが化けたヤンマ総長の立派な腋毛が気になって仕方がないからです。何度見返しても腋毛の記憶しか残らない。
あそこで誰かに化けるのはいいけどなぜヤンマ総長を選んだのかぜひKAGEROUに答えていただきたい。
でもまぁ対外的に「ギラは死んだ」ってことになりましたってことだけ理解してれば大丈夫だろ。
といいつつちょっとだけ考えるけど、ギラが死なずに済んだのはラクレスの攻撃が「急所から外れてたから」とヒメノが言ってたけど、それを聞いたギラが何かを思案してるようだったのは、ラクレスほどの技量があれば「急所を外す」ことはありえない、と考えていたのではなかろうか。つまりラクレスはわざと急所を外したのだと。
何故ラクレスがそんなことをしたのかと言えば、ラクレスがこの「決闘裁判」を見せたかったのは自国民や他の国民たちではなくバグナラクとカメジムが言う「虫」だから。
バグナラクがギラを手に入れようとしていることは明らかだから、バグナラクからギラを守るために「決闘裁判」でギラを殺したように見せかけた・・・ってことなのではないか?。
さらに言うと、幼少時のギラが「誘拐」されその記憶を失ってる状態で孤児院で暮らしていたのもまたバグナラク(と通じている者)からギラを守るためのラクレスの計画だったんじゃないか?。ラクレスのその行動と「神の怒り」がどう繋がるのかはまだわからないけど(あとカグラギの行動ってか目論見がマジでわからん)。
ギラは自らを「邪悪の王」だと宣言し悪役ぶってるけど、ラクレスもまたギラや王たちに対し自分を「敵視」させるように振舞っている似た者兄弟ってオチになりそうな気がしてきたぞ。