『ブラッシュアップライフ』第7話

テレビ局のAPからPに出世した麻美と、医大を出て研究医となった麻美は確実に違ってて、でも麻美としての芯は全く変わっていないという、安藤サクラのこの演じ分けの巧みさに感心しつつ、なっちとみーぽんとの間にある距離感に寂しくなりつつ(カフェで偶然会った時のお互い探り探りのやりとりなんてリアリティありすぎて、それが仲良し三人組の間で交わされてるから余計に“手放したものの大きさ”を感じさせられたわ・・・)、4回目の「定番イベント」の描き方はテンポの良さもあって楽しく見られました。ついに「歌声」だけになった加藤の粉雪は笑ったw。

で、4周目にしてこれまでで最も『長生きに突入』し、人生4周目で100年以上「長生き」したから『妹の結婚式に参列』することができたという麻美のモノローグに、もしかしてこれが『徳を積む』ということなのか?と思ったり。
本来の人生は30代で親より先に死んでしまったわけで、それはどれほど多くの徳を積んだとしてもその徳をチャラにしてしまうほどの「親不孝」だよね。
だからこのまま気を付けて生き続け、祖父母を見送り両親を見送り、『順番通り』に死を迎えた暁には今度こそ人間として生まれ変わることができるのかな

などと考えてたらうのまりちゃん改めまりりんもやっぱり麻美と同じく人生やり直し組であることが判明したわけですが、「盛れてる」発言はまりりんの“仕掛け”だったと思ってるんだけど、それにしちゃ「何周目?」って確認するまで時間かけすぎだろうと思うわけで、そこに人間に生まれ変わること以外のまりりんの「目的」が関係してるのか?。
つまりまりりんの「目的」のためには「今この時に自分もやり直し組であることを麻美に告げる必要がある」のだと。

・・・と考えると、わたしが今回初めて「長生きすること」について考えたことはそう誘導されたからなのではないか?という気がしてきたぞ・・・。


それはそうと松坂桃李は?桃李の元カレどこいった??。