判明した「粉雪系のそれ系」の真相には笑ったし(巧かったのはお前かーい!!w)、1周目と合わせて何十年越しで返してもらえたGBAで逆転裁判やろうとしたらクリアされていた、というオチまで小道具の使い方は見事なんだけど、ミタコングを救うかわりに1周目の人生での上司の人生をぶち壊すというドライな判断をできちゃうこと(盗撮動画でミタコングが痴漢をしていないことは証明できたわけで、あとは映像を提出して“真犯人”を突き止められるかどうかは警察に任せるってんでもいいだろうに、そこで「その人知ってます」って言っちゃうんだ?と)、実際「痴漢してる」わけだしそこはまあいいんだけどさ、その一方でふくちゃんの人生については“できちゃった結婚”で産まれてくるはずの子供はどうなる?と考えてそのままにしておくことを選んだわけで、自分の行動・選択が他人の人生を変えてしまうことについて主人公が無自覚すぎて怖くなる。
あえてこの表現をするけど“普通の人”はタイムパラドックスについて考えたりしないんですかね?。
初回では不倫を阻止するために他人の机を漁ったり父親のへそくりを盗んだりしてたし、2話では痴漢が冤罪であることを証明したけど盗撮してるしと、「徳を積む」ことと「犯罪行為」(は言い過ぎならば「悪事」でもいい)が並行して行われてるように思うんだけど、「徳の積み方」についての説明がなかったことも含めてそこはおそらく意図的なものだろう。
みんなの前で正論で忠告されるふくちゃんが可哀想すぎたんで、主人公の脳内シミュレーションでホッとしました。
もし2周目を生きられるとしたらふくちゃんがどんな2周目を生きるのか興味あるわー。
ていうか、すごく楽しみにしてた松坂桃李の元カレがクズ野郎で結構ショック・・・w。
2周目の人生では関わりそのものが「ない(から付き合うこともない)」で終わってしまいそうだけど、まさかこれで終わりのはずがないからクズ元カレにスポットが当たる回を楽しみにしてる・・・。