『プリズム』第7話

7話のあらすじを公式で確認したら陸の父が白石悠麿が送って来た手紙を陸に見せるとありまして、陸の父ちゃんなにがしたいんだよ?と思ったわけですが、本編を見ても何がしたいのかさっぱりわからなかったんだけど。
皐月が気に入らないから別の女と見合いしろと言う一方で「陸を愛してる」と書かれた白石の手紙を息子に渡すって、マジで意味がわからん。

父親は息子をどうしたいの?。
この内容だと白石との関係をキッパリ終わらせる後押しになるとは思えない、それどころか逆効果になるとしか思えないけど、なまじどっちつかずの状態だからだったら女と結婚して子供を作れと思ってしまうもんだから、いっそ白石と駆け落ちでもしてくれたら諦めがつくのにとかそんな心情だったりします?。

皐月の煮え切らなさもわからんしなー。
陸の気持ちが「悠さん」に残ってる状態で結婚なんてできないってことなら解らなくはないけど、そういうこと(だけ)でもなさそうで、だったらちょっと距離を置いて考えたいってなことになるならそれもまた解るんだけど、今は結婚したくないけどゆっくり付き合ってはいきたいって、めんどくさいなこの女・・・。

てか両家顔合わせの場になにその恰好!?となったんだけど。
一応ワンピースではあるのでしょうし襟元にパールを使ったブローチ付けることで“それっぽさ”を意識したということなのでしょうが、常識なさすぎってか、母親がこんな格好を許したことが解せん。
あの流れ、あの空気感の中でも自分の意見はしっかり言えるのが皐月という人間であり、それがこの格好にも表れてるんですよという意図だとしても、TPOを弁えない人だなとしかわたしは思わん。


でさ、そんな皐月の言うことを全て受け入れる、常に皐月の気持ちを尊重する陸なんだけど、悠さんが父に充てた手紙を読んで泣きながら飛び出してって悠さんに「会いたい」って言ってからの陸は感情剥き出しで、(対皐月パートが棒読みに見えるのはそういう演技プラン・演出なんだなと理解しつつ)皐月に見せてる顔とは全然違って、でもだからといって皐月に見せる顔が「嘘」だということでもなくって、だから悠さんは「皐月ちゃんと幸せになってくれ」と懇願したんだろうし、陸には自分のような思いをしてほしくないってのも悠さんの本音も本音なのでしょうが、陸はもうダメだろ。
会社を守るための努力をすることを諦めたことだし、今度は悠さんのことを手放さないと、自分には悠さんしかいないと、陸目線のわたしとしてはそうなる以外のルートはないですよ?。