『魔法のリノベ』第7話

小梅の父親のような価値観で生きてきた人間に何を言っても通じないというかそもそも話にならないんで、母親が言う通り「変わらない」(から言っても無駄だと諦めるしかない)のだろうと、わたしもそう思うし、小梅の立場的にも強くは言えないところがあるだろうから結局小梅が“折れる”しかないのではないか、と思った瞬間、母親から「夫が死んだあと」のことを考えていると、そのためにモロモロ「我慢する」という発言が飛び出して背筋がひゅんっとなった。これはさすがに効くわな。
まさに魔法のようなリノベーションですっかり様変わりした家でいそいそとお茶を淹れる父親の姿に効きすぎwwって笑っちゃったけどw。
ていうか父親はあの景観の庭にこだわりがあるんだと思ってたのに、あんなオサレ庭でええのんか(笑)。

ていうか実家の建て替えを依頼してやってきた担当者が徳重聡だもんでぜったい揉める!!と思ったのに(リノベなら費用を抑えられるって言ってたし)、快く引き継いでくれたことは7話まで見て最大の驚きであった。
と同時に泰造の役が徳重でなくてよかったーとも思ってしまった。あれが徳重だったら円卓の部下パートのことしか考えられなくなるに違いないもの。


しかし同僚の実家付近をうろつき、思惑通り会うことができて実家に上がり込み勧められるままにお泊りする竜之介の行動は普通に考えてアウトだけど、でも小梅に「別にいいですよ」と言わせてたし、この関係性でいきなりキスしようとするのも間違いなくアウトなんだけど、でも浴衣で花火の誘いを「アリよりのアリ」と言って断らなかったし、ギリギリのところを攻める脚本のバランス感覚に感心するけど、でもやっぱり次男に妻を寝取られ三男と女を取り合う長男とかドロドロすぎて厭なんですけどw。
これで小梅のほうも親友と男のことで気まずい感じになったりしたらさすがにちょっと恋愛に比重置きすぎで、評価を下げたくなっちゃうかも。