先輩メンバーの紹介回としてはまあよかったのではないかな。れんれんが「ギャンブル狂いのくたびれたオッサン」とか言われててぼんやりしたけど。
部隊に所属し本格的に自衛隊員として活動することになったというのに、やってること(視聴者の目に入ること)は筋トレと掃除と飲み会ぐらいで訓練学校時代の様子と大差ないのも出動時とのオンオフをわかりやすく見せる意図であることはわかるし、これまでは騒ぎを起こす側だった宙が振り回される側になったことで気持ち的に見やすくなったし。
でもいよいよ出動となった宙(と馬場)に「理想と現実」の洗礼を浴びせるのはいいとしても危ないから降りるなと言われてるのに勝手にトラックから降りようとして怪我した兄ちゃんは自業自得でしょ。
もちろん目を離したどころかその場(持ち場)を離れた宙の行動には問題がある。そのために「指示に従う」というルールがあるわけで、それを守らなかった宙が悪いんだけど、その状況を作るために「避難住民たちの希望を全部聞いてやってたから」とするところが作劇として浅はかだなと思う。
どの程度の危険度だったのかわからなかったけど、見た感じ5.6人の「頼み」を聞いてそれぞれの自宅に頼まれたものを取りに行ったように見えたけど、宙はこの地に土地勘あるわけでもないだろうからそれなりの時間が掛かっただろうわけで、その間宙は「持ち場を離れてた」状態だったわけでしょ?。でも別にそれを咎められるどころか気づかれてもいなかったっぽいのに事故の時だけ持ち場を離れた云々と言われても・・・としか思わんわ。
ていうか頼まれものを取ってきたのはいいけど道端に置きっぱなしにしてて笑うしかなかった。だって通帳と印鑑頼んでる老人いませんでした?。位牌ぐらいならともかくそんな「貴重品」を取ってきてくれと頼んだ住人に声掛けられなかったらどうするつもりだったのかと。
「トラックから離れたせいで怪我人を出してしまった」という展開に至る経緯が雑すぎるのはもう諦めるしかないんだろうな。
さらに言うと怪我した兄ちゃんはスケボーでオリンピックを目指してるってな話だけど、トラックの荷台なんてせいぜい2メートルぐらいの高さだよね?。スケボーなんてもっと高度あるところから落下することだってありそうなのに、咄嗟に受け身とるとかできなかったのかよとも思ってしまった。おしっこしたいってぐずってた弟が落ちそうになったのを庇ってとかならドラマ的にわからんでもないけど、テメーで勝手して落ちたくせに謝りににきた自衛隊員に怒鳴り散らすとかなんなのコイツとしか思えないのに相関図に載ってて、この先も宙とゴチャゴチャすんのかよと思うとうんざりです。
で、打ちのめされてる二人を「改めて大木班へようこそ」と慰める飲み会に結木滉星くんがいなかったのはなんでなんです?。宙の反応みて即ググってラグビー部の監督に教える流れは「イヤな奴」に見えたんでこの人物にもまあなにかあるんだろうけど、この飲み会に不参加であることについて「あいつは今日ちょっと用事があるらしい」の一言ぐらいほしいんですけど。