『ユニコーンに乗って』第6話

実はずっと前から佐奈のことを知っていたのにそれをここまでおくびにもださない、劇中でもその言葉で表現していたけど「運命」そのものであるドリームポニーとの出会いをあの感じの悪い面接でアピールするようなことはしなかった小鳥さんはほんとうに出来た人なんだけど(いやでもまてよ?冷静に考えると40過ぎのオッサンが図書館で見かける女子高生のことを気にしてて、その子が社長になったことを知りその会社に就職しましたって、わりと真面目にアウト案件か・・・?西島秀俊だから爽やか可愛いおじさんとして受け入れられてるけど例えば森下能幸(ハコヅメつながりで)だったら確実にストーカー認定なんじゃ・・・)、そんな人に「家族」がいないことを佐奈以下ドリポニのスタッフたちはどう思ってんだろうな。
3億の融資を決めてくれた羽田社長のアドバイスを基に、佐奈と母親の関係改善になればとファミリーデイなる催しを提案してくれた小鳥さんに、誰一人として「小鳥さんは家族を呼ばないんですか?」と聞かないのは違和感でしかないんだけど。
いずれ小鳥さんが独身で、独身では持て余すであろう一軒家で暮らしている「理由」が明かされるのでしょうが、こういう話で『小鳥さんの家族』について一切触れられないってのいくらなんでも不自然だと思うけどね。

ていうか時々いる従業員らしき人たちは「契約スタッフ」であることが判明しましたが、契約スタッフもどうぞと言われても契約の立場で家族を職場に呼ぶ・呼べるわけがないのにつくづくこのドラマを作っている人たちはそういう社会常識がないんだろうなと思いつつ、そんなノリだから技術を盗まれ特許出願されちゃうんだろうねと納得した次第。

だって予告で夏合宿?とかやってるからこの流れで合宿!?と公式を確認しにいったら、技術の横流ししたのは海斗の仕業らしいってんで落ち込む佐奈たちを見かねた羽田社長の計らいで『リフレッシュ合宿』にいくことにって・・・『各々が気持ちを切り替えて豊かな時間を過ごす』って・・・いやいやそれどころじゃねーだろよとツッコむ気すら失せる展開みたいよ・・・?。


佐奈の容姿をサラッと褒めつつ母を気持ちよくさせる台詞がこれまでイチ良かった眞秀さんはさすがフランス男の血が流れてるわー。