泉に道連れにされてかなりの高さのビルから転落したというのに打撲程度で済んでしまったことに対してそこは記憶喪失だろうが！と憤慨したんですが、まさかの遠隔「どなたですか？」だとは。あの時文句言ってすいませんでしたー！。
腕を払った勢いで体勢を崩しかけた父親を庇って健太がはぐれ死・・・・・・はしないよなーとか思ってたら「どなたですか？」が飛んできて、期待に応えてくれたことに若干の戸惑いを覚えつつもテンション上がったｗ。そうわたしは記憶喪失展開好きｗ。
で、一部の記憶を失い脳内としては“大学生の頃”状態にあるってな話だけど、全く記憶にないのに跡継ぎだ専務だ妻だ娘だと言われて混乱状態にあるのはわかるけど父親にちょっとそれっぽいこと言われただけで深山の跡継ぎになるべく「その気」になる健太は素直といえば聞こえはいいけどつくづく押しに弱い男よなｗ。
ていうか、なんだかんだで健太も「深山の人間」であり「深山の男」だってことでしょ。大学時代ってことはイコール佐都と出会う前ってことになるわけで、今回のことでその頃までは深山の考え方とかしきたりとか、そういうものを受け入れてたことがわかったし、それが今は深山を変えるだの家族をどうにかしたいだの言ってるのは佐都と出会ったから、よくもわるくも佐都が健太を変えたんだってことなんだろうけど、三男夫婦を離婚に追い込み長男を闇落ちさせてしまった今、もう一度イチからやり直すことはもうできないでしょ。なにより圭一がそれを許すはずがない。
だったら健太が「その気」になってることだし、佐都とは別れて然るべき女を妻にして深山の跡継ぎとして生きればいいよねって話じゃない？。
自分が愛する健太はもういないから娘を連れて深山の家を出ますという佐都の決断は正しいと思うよ。娘を自分の思うように育てたいならなおさら。
嘘妊娠であることを暴かれ罵倒されたと思ったら、佐都が産気づいて自宅で産むことになってなし崩し的にお産を手伝ってしまったことで憑き物が落ちたようになってしまうのか？と思った美保子は佐都さんにがんばれと応援してしまったことを「反省」しててｗ安心したわ。
しかもそれぐらいのことでは変わらないどころか明人と石黒賢の企みを聞いてしまってザラスの本社だかどこかの店だかに潜り込んで盗み聞きするとか逞しすぎるｗ。
明人が健太に敵対宣言したのも健太ではなく深山をぶっ潰すって言いだしたのも、離婚すると言ってるのも美保子に暴言吐くのも、ぜんぶ「美保子さんのため」にしてることだと思って見てるんだけどってことはそれとして、ところで明人はなんで電動車椅子に乗ってんだ？。なんか怪我したとか言ってたように聞こえたけど、劇中で誰も車椅子に乗ってること（明人の身体の状態）を気にしてないっぽいことが不思議だしちょっと可哀想・・・。
それはまあどうでもいいとして（不思議とか可哀想とか言ったけど、まあどうでもいいよねｗ）、繰り返すけど最後に残るのは長男夫婦の「愛」だと思って見続けてきたので（今回美保子が明人の蝶コレクションをプールにぶち込めなかったのはその布石に違いない）、最終回ではビシっと明人がキメてくれると信じてるからね！いろんな意味でキメてよね！。
ところで今気づいたけどこのドラマ全11話なんですね・・・・・・。
