『やんごとなき一族』第7話

超恋愛脳らしいから“その気”になったとたんに暴走スイッチ入っちゃったってことなんだろうけど、泉もいい性格してんなw。
圭一曰く「卑しい身分」である美保子が気圧されるほどの「口撃力」もさることながら、佐都の腹を見る、いや見下す顔がまあすごいw。
お料理の先生がペラペラ悪口言うぐらいだからその「ヤバさ」を隠せてないみたいだし、なにに対する反応だったか忘れたけど「は?」の言い方は確実にお嬢様どころか「パーフェクト」の呪縛に苦しむ娘のソレじゃないんだけど、泉のキャラはいいのかこれで?w。

でも(視聴者の視点として)『それ』を健太的には正す、佐都的にはぶっ壊すことを目的としてこの家で夫婦やってるってことは理解してるけど、それでも自分と健太が結婚すれば四方八方丸く収まるという泉の言い分には一理あると思ってしまった。

三男夫婦の離婚に加担したことでリゾートホテル計画がパーになりかけたり、土地を売ってSCにする計画も私的な理由で温泉施設計画に変更するし、こと「仕事」においては佐都は健太の足しか引っ張ってないじゃん。
特例として子供は連れていっていいと言われたことだし、佐都は離婚して実家に戻って母親に助けてもらいながら子育てし、深山家公認の健太の愛人として久美や有沙とも仲良くし続ければそれこそ丸く収まるんじゃないか?とわりと本気で思うよね。

深山と縁切って佐都と子供と市井の人として暮らしますってのは、無理を通して結婚したことで三男を離婚、長男をプチ失踪させちゃった今となってはさすがに身勝手が過ぎるわけで、実家の食堂や商店街を“守りたい”なら自分たちもなにかを捨てる、諦めるのが道理じゃないか、と。
そもそも政略結婚が当たり前の時点で道理云々言うのはどうなのよってな話なんだけどさ、だってわたし佐都と健太の夫婦嫌いなんだもん。