『ナンバMG5』第7話

剛が白百合に入学しようと思ったのは市松の隣だからで、難破家から結構遠いのも誤魔化すのに都合がいいからという理由もあるのでしょうが、吟子も白百合に入学するってのは実に「漫画的展開」だよねw。
そして佐藤と同じ高校は無理でも白百合に合格できる程度の学力があるなら他にも選択肢はあるだろうにわざわざ遠方の学校を受験する理由は一切語られないところがこのドラマらしいなとw。

兄ちゃんに「本音」を聞かれてしまった前回からの今回なので、いよいよ剛がなにをやってんのかが家族に知られてしまうのかと本気でドキドキハラハラしてたから吟子(だけでなく弥生も)(弥生が描いた部長=特服先生うますぎww)が「味方」になってくれるという展開には心底ホッとしたわー。
外見は自分の知ってる兄ちゃんと全く違っても自分を助けに来てくれた剛兄のカッコよさは揺るがない、剛兄は剛兄だと理解した吟子が剛に抱きついて、そんな吟子を強く抱きしめ返す剛の姿にはわりと本気で泣きそうになってしまった。

でも早めに家を出て「生徒会長の妹」として身繕いして現れた吟子を見て、『親(家族)の期待』ってなんなんだろうなーとも思った。
「自分のため」にやってるという剛は勿論、吟子もいろいろ考えた末の自分の判断で「シャバ憎」になってはいるんだけど(あと多分吟子は単純に楽しんでるとこあるよねw)、なんでわざわざトイレで着替えるようなことをするのかと言えばそんな姿を「家族に見せられない」からであるわけで、それはそれこそ「優等生」だったり「男らしさ」「女の子らしさ」だったり、親(や周囲の人間)から求められる、もっといえば押し付けられる価値観と同じことなんだろうなと、7話まで見てようやくそのことに思い至りました。おそっ!。

なんで今回の騒動が起きたかといえば吟子が白百合に入学したからで、なんで吟子が白百合に入学できたかっつったら佐藤と知り合って勉強するようになったからで、“勉強なんか”と言ってた家族に真正面から自分の気持ちを話して聞かせて、そんで認めてもらったからなわけでさ、剛兄が家族を騙して白百合で生徒会長兼美術部部長なんてものをやってる理由をきけば吟子も自分の外見を変えて協力してやろうと思ってくれたわけじゃない? 。なんなら兄ちゃんだってたぶんわかってて、なにもいわずにいてくれてる。
最初から「認めてくれるはずがない」「わかってくれるはずがない」と決めつけて、それが「家族を騙す」ことになってしまってるわけで、後悔はしてないとは言うけど剛のやり方もやっぱり問題あると思うんだよね。

難破家が最強の仲良しファミリーであることは確かだけど、だからこそ「言えない」のだと思うと家族という関係性も難しい、というかめんどくせーなーとか思ったり。


で、その難破家の中心にいるのが松さんですけども。
今回ちびっこ吟子とちびっこ剛の過去シーンがあったんだけど、あれどう見ても兄妹ともに一桁年齢だよねえ?。そんで今17.8と15.6で、過去シーンの松さんがまだ成犬になってないとすると、松さん今10歳ぐらいなのか。あのムチムチっぷりをみるにうちの柴犬と同じぐらい(うちのは今6歳です)だと思ってたんでちょっとおどろいた。
とは言えイイ感じのトイプーを見つけるぐらいだからまだまだ精力旺盛みたいだけどw。トイプー言うなw。


あとはシレっと赤点挙手してる藤田さんなw。赤点だけならまだしも「いつも難破くんが宿題写させてくれるせいだよね」と言い放つとか今回も安定のクズヒロインw。