『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン12話「つきはウソつき」

タロウと教授とはるかとつよしが素顔の状態で並んで初めて一緒に変身し(開始から3カ月経っても未だ5人揃って変身しないってスゴイよなw)、ついに合体ロボ登場と、戦隊的には大いに盛り上がる回でしたが、メインのストーリーが子供番組のソレじゃなくてもはや感想が出てこない・・・w。

嘘つきアイドルと嘘をつこうとすると死ぬヒーローにアイドルオタクの怪人って時点で濃すぎるのに、最後ちょっとなんかいい話っぽくなってたけど(ラストのタロウの行動は素直に「いい話」でいいんだけど)、そもそも職場に置いてあったお菓子を全部自分のものにして、誰が盗ったと聞かれても名乗らずにいたところを同僚にバラされ一週間職場を掃除し続けるという罰を与えられた末のコレですからね。
お菓子盗られたからって罰として掃除させるぐらいなら大人げないで済むけど母親に会う予定すら認めない(休むことを許さない)のは問題だし、誰が犯人だと聞かれたから正直に答えた人間に「そのせいで母親に会えなくなったんだぞ」と責める気持ちは理解できるとしても「明日から出勤すんな」と言い捨てる同僚も含め人間性に問題あるヤツしかいないとかなんなのこの番組w。以前どんぶらでバイトしてて今は人気アイドルになってる女までもが性格悪いとかマジでどんだけだよw(有名アイドルになったことで自称親戚とか自称知り合いが好き勝手言ってて迷惑かけられてるんだろうけど、でもこの言い方は生来の性格の悪さが出てると思うし、こんなことを言わなきゃならない背景も含めてこのちょっとしたワンシーンにどんだけ「悪意」詰めてんだよとw)(でもここで「嘘つきバレ」したきららをドンブラが救い、さらにきららが自分の力で「嘘を誠」にしておじいちゃんとの約束を守りました!というハッピーエンドまでもっていくのは30分の番組であることを踏まえるとマジですごいと思うわ)。

そんななかでタロウの疑問にやんわりと答えてやりつつ寄り添ってくれるソノイの「マトモ感」にホッとする。
ていうかソノイもタロウと同じく「正しさだけが正義」的な考え方の存在なのかと思ってたけど、「こころの機微」はちゃんと理解してんだなと驚いた。
(驚いたといえばどうでもいいことですがビーフストロガノフを食べるときにタロウが皿の真ん中から掬って食べててビックリしたわ。この食べ方だと最初の何口かはよくても最終的にお米とビーフストロガノフの残量バランスが崩れそうなもんだけど・・・)


で、せっかくいい感じの関係になりかけてるのに次回もうタロウとノソイが正体バレし合っちゃうの!?まだ五人揃って変身してないのに!??。