うん普通につまらん。
綾瀬はるかが演じる剣持麗子というホームズポジションのキャラクターの好き嫌い、合ってるか合ってないか問題はソレとして、大泉洋が演じる篠田というおさんどん担当兼ワトソンポジションの是非もソレとして、『弁護士の元に依頼がきて、なんとか自分の利益にしようと策略を巡らせつつ事件の真相を解明して依頼完了』というフォーマットで作られるのであろうドラマの初回として「普通につまらん」であった。
事件の内容としては「庭に死体を埋めてるから立ち退くわけにはいかない」という依頼の元となった事件に対する動機はわかるとしても、そもそもなんで庭に死体を埋めたの？（妻とその親を殺したの？）って話で謎解きとしては見られたもんじゃないし、綾瀬はるかと大泉洋のやりとりも別段面白いと思うようなものでもないし。
1.2話から紗英さんが、3話からはホストの信玄が麗子の“協力者”ポジションとして引き続き登場するようで、その作りは悪くないとは思うんだけど、紗英さんも信玄もキャラとして魅力があるわけじゃないから“麗子ちゃんと愉快な仲間たち”として楽しめそうってことでもないし、どうしようかなー（月10が面白かったらコレはリタイヤしてもいいやとなるけど月10はさらにつまんねーからな・・・）と思ったところで次回また斗真の栄治でんのかよ。それなら見なくちゃじゃん。
斗真が出るだけで視聴する理由にはなるし、篠田に興味がないと前回の感想で書いたけど栄治の別荘で管理人やってたときから「食と住」を与えられていたから給料は貰ってなかったし、麗子ちゃんの事務所にいる現在もそれで構わないとか言ってて、さすがにそれは“普通じゃない”だろってんでやや興味は出てきたけど、綾瀬はるかと大泉洋をキャスティングしてるんだから3話からぐっとコメディに寄せてくると思ってた（それを期待してた）のにそんなこともなく、事件の真相を見抜いても結局金になる仕事は浅野さんに持ってかれるから痛快感とか爽快感があるわけでもなく、そのうえ栄治が継続して出るとなるとずっとこのシリアス2割とコメディ2割を水で薄めまくったような感じでいくのか？だとしたらものすごく見たいのはコレじゃない感・・・。
