田中守が殺人を犯したとされるあの港町、あれどこよ？。
田中守を逮捕したわけだから橘が住民たちを集めて情報提供を求めるのはわかるとしても、診療所の医師が死んでる件についてはどう考えても管轄外だろうに、あたりまえに麗子と篠田を規制線の中に入れてることについて誰もなにも思わないのだろうか・・・と思いかけて思い出した。篠田改め田中守は保釈中の身なんだったわ。殺人事件の容疑者として起訴された人間が保釈されて殺人現場に戻って事件のことを調べてるんだったわ。調べてるどころか殺人容疑で起訴された事件の関係者が死んでる現場に立ち入りを許されてるんだったわ。
そしてやっぱり田中守が殺ってましたってことにならないならば、村ぐるみの犯行（主だった村民たちが殺して田中に罪を被せた）か村民の誰かが犯人だけどみんなでそれを庇ってる（田中には悪いと思いつつ罪を被ってもらった）ってなことになるだろうけどまったくもって興味がわかない（どうでもいい）。
無理やり理由をつけて津々井先生と紗英をこの場に居させてるのに、警告電話の後ろで聞こえた「音」を思い出すキッカケこそ作ったもののあとはただ食べてギャーギャー言わせてるだけで、篠田の無実を晴らすことは暮らしの法律事務所（当然津々井先生も含む）としての集大成的な案件だろうになんでもっと「みんなで篠田を助ける」ってな感じにできないんだろう。
最強バディとか言ってるけど繰り返すけどそのバディの片割れ保釈中の身なわけで、橘とその相棒も含めてみんなが篠田のために動いてくれるほうがいいように思うのだけど、「透明人間」だった篠田を見つけてくれたのは「栄治と麗子ちゃんだけ」と言わせたいから津々井先生や紗英に賑やかし以上の役割は与えられないってなことなんですね。
