『マイファミリー』第3話

見事警察を出し抜いて娘を取り戻した温人に血相を変えて駆け付け詰め寄る葛城がカッコよかった。
感想としてはそれしかないかな。

やはり株価をつり上げるために(そのうえで買収するために)阿久津と立脇が仕組んだ狂言誘拐なのか?と思わせて(いや誰もそうは思わなかっただろうけど)、親が警察に懐柔されたことに気づいたことに(一応対視聴者目線としても。バレバレでしたがw)気づかせないようにして実は温人の作ったゲームのシステムと阿久津の会社の技術を使って“犯人の居場所”を特定し“別の5億を用意して”見事交渉を成立させました。娘が戻ってよかったよかった。

と温人どころか三輪と東堂も思ってるみたいだけど、犯人側は大したリスクを冒すことなく5億を手に入れることができたわけで(親側が自らあれこれ動いて警察を出し抜いてくれたわけで)、これなら次は最初から警察に通報することなどなく払うだろと考えるかもしれないじゃん。つまりまた攫われるかもしれないってのに(思ってたよりもずっと酷い状態での監禁だった娘だって犯人が逮捕されなかったらまた誘拐されるかもしれないと怯える気持ちはずっとあり続けるだろうに)、揃いも揃ってめでてーなとしか思わないじゃん。
まあ娘が誘拐されてる最中、どうやって犯人と交渉をするかってな時に「スタミナ鍋」なんてものを作って食べて思い出話するような人たちですけどもw。


と思ったら、次回は1年後?で温人が「なんでこうなるんだよー」と叫んでたんで、次はいよいよ過去にも同様のケース(犯人を逮捕できず、その後さらに酷い結果を招くことになってしまった)を経験してるのであろう玉木宏のターンになるんですね!と、そしてその過去は今回の鳴沢友果誘拐事件と繋がるんですよね!(同一犯)と、警察を排除する「証拠」として温人がやった抜き打ちライブ配信に便乗しただけかもしれないけど、踏み込んだけど人質はいなくて“犯人”も何の事情も知らない単なる雇われ運び屋でしたという“警察の失態”をわざわざLIVE配信してたあたり警察に悪感情を持ってそうなその『犯人』は誰だ!?という視点込みで視聴モチベとしてはちょっと上がったけど、でも人質の安否が確認できる前に強行突入しちゃう(それを許可しちゃう)ような警察だから期待はしないでおきます。