『機界戦隊ゼンカイジャー』最終カイ!「俺の世界、みんなのセカイ」

再生ボタンを押す瞬間は「あーあと1話で終わっちゃうー。あと1回感想書いたらゼンカイジャーとお別れとかいやだー」と思ってたんですが、最終カイを見終えたら超絶スッキリしてた。始終涙目だったけど。

この物語は創るか壊すかしかできないという神としてはそれってどうなの?な神によるトジテンドを利用しての記念品集めでした!という妙に説得力のある「説明」を経ての世界の存続を賭けた神との勝負が(はたから見れば介人がひとりでやってる)ジャンケンだったり、カッタナーとリッキーが呪いが解けて人間に戻れたけどツーカイザーの装備として不可欠だから天才フリントの「腕」でいつでもSD状態になれるようになりましたという雑すぎる〆だったり、それでこそゼンカイジャー!。

トジテンドを倒して全ての世界を解放して終わりではなく、ステイシーの選択に、ジュランとガオーンとマジーヌとブルーンは「そもそも介人が好きで集まった仲間」だからこれからも介人と一緒に世界を旅するよ!ゼンカイジャーの冒険はこれからも続く!!と、もう余すところなく見事な大団円。

デカレンジャーシンケンジャーのようにどっぷりと沼に頭まで浸かるようなのめり込みではなかったけど、1年間最高に楽しかった。ここまで素直に毎回毎回「楽しい」と、ただそれだけで見続けられる1年はたぶん初めてのことでした。
大好きな戦隊がまたひとつ増えて嬉しい!。