『愛しい嘘~優しい闇~』第4話

妻が死に、雨宮に上手いコト嵌められたことで県警幹部としての地位も地元の名士としての名声も失うことになった徳重はこれで退場すると思ったのに、さらにギアを上げてくるとかまだ見続けなければならないのか・・・。
ていうか、ワイナリーで「証拠」を掴まれたのはそれとして、正さんが電話越しに聞かされた「優美の声」は実際にデータとして存在してるんだよね?。間違いなく監視カメラがある(そしてそれを警察幹部ならば知っている)エレベーター内で雨宮を刺すという自殺行為をするところまでイッちゃってるとなるとあの電話もそれを聞かされたと「思い込んでる」ってことでもおかしくないけど、なんにせよこうなったらもうとことんまで暴走していただきたい。

ところで、奈々江が死んだ経緯とか優美が服毒死した理由とかそこいらへんはどうでもいいわと思いつつも優実の浮気相手は玲子だと予想してたんだけど、「彼」って言ったよね?。てことは玲子のセンはないか。
でも表向きは仲良しだけど腹のなかではバカにしあってマウント取り合ってるという高校時代からの奈々江と優美の関係性、こういうのをもっとみたいので玲子の掘り下げではそこのところに期待したい。

しかし望緒はあれですよね、後輩の「謝ってください!」には言い返せなくて謝っちゃう気弱キャラとして描かれてるけど、怒りがあるにせよ友人の葬儀の場でその夫に対してああいう言い方で突っかかることはできちゃうわけで、雨宮が言うように「そんなに弱くない」んだよね。
日記に書き換えたらしき跡があったり、あの流れで帰宅したならば「中野くんの家が火事になった」ことぐらいは覚えてるだろうにその“記憶”がなかったりと望緒には「ん?」と思わせられる描写がちょいちょいあるんだけど、それと弱気と強気の二面性、これがやっぱりドラマ最大の“仕掛け”かなー。


あとあれな、飲み過ぎて吐いた女の寝起きにキスする雨宮を勇者とみるか変態とみるか(笑)。