『妻、小学生になる。』第3話

うーん・・・やっぱり貴恵が生まれ変わったのが小学生ってところに引っかかってしまうんだよなー。
圭介と麻衣にとって小学生の姿だろうが「ママが戻ってきてくれた」という「嘘みたいな現実」を手放したくないというか、そこに「常識」という視点を持ち込むことをあえて避けているような感じはするけど、でも「万理華の家族」のことを考えなくはないわけで、いつまでもこんな秘密の関係を続けているわけにはいかないからあちらの親御さんに挨拶して事情を説明しなきゃとか言ってるけど、10歳の娘の中身が新島圭介なる男の妻であり麻衣という娘の母親だと言われる「親」の気持ちを考えろよと思ってしまう。
それこそ麻衣が突然男を連れてきて「私はこの人の妻だったけど死んで生まれ変わったので麻衣ではありません」と言われたらどうよ?ってな話でしょうよと。
万理華には万理華が10年生きてきた人生ってものがあるわけで、人格ってものがある(あった)わけで、そろそろそのことについて考えが及んでもいいのではないか?。

と思ったところでこういう形で万理華の母親に「目撃」されてしまうのか。
てっきりネグレクト状態なのかと思ったら、娘とのプリクラをスマホに貼っててそれを眺めてなにかを思ってる様子も見せてたし、次回は「万理華」の話になるかな。
今現在の万理華がどういう状態なのかわからないけど、母親のなかに娘を愛する気持ちがあるならば、同じ母親として貴恵はそれをどう思うのだろうか。

とか思ってたら、え?もうひとり「生まれ変わった」人がいるって、そんな話になるの!?。
いやそもそも「生まれ変わり」ってどういうことよ?ではあるけど、生まれ変わりが「ある」世界観ならばそれは貴恵「だけ」ってことはないだろうと、他にもそういう存在がいたっておかしくないだろうとは思うけど、「生まれ変わり」はあくまでも圭介と麻衣を立ち直らせ、千嘉と万理華の母娘関係を解きほぐすための『飛び道具設定』ってだけだと思ってたんで、実は漫画家志望らしい神木さんの弟の存在と併せて「生まれ変わり」を掘り下げるドラマになるならちょっとこちらも視聴スタンスを切り替えなければならないんだけど。

ようやっと登場した杉野くんは麻衣のラブ要員かー。
黒川とは真逆の感じだし、弱視だけどポジティブで活発だったユキコさんに対してこちらも真逆な陰キャの麻衣とどんなラブコメ展開になるのか楽しみ。ラブコメ興味ないけどw。