『仮面ライダーリバイス』第20話「非情で無常な、変身の代償」

オルテカを羽交い絞めにして一輝に「俺ごと貫け!」というヒロミさんに、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!と拳を握ったのも束の間、吹っ飛ばされながら変身解除状態になったヒロミさんが「俺・・・生きてるのか?」とか言ってて、ほんとにほんとにヒロミさんに死んでほしくないからよかったと思いながらもちょっと(スンッ)となってしまったのですが、次回はあれだね、ついにその時がきそうだね。

「次戦ったら死ぬ」という状態であることを知った一輝が止めるかと思ったら「ヒーローになりたいなら命賭けて戦え」と、そんなヒロミさんを「俺も命賭けて守るから」と言って背中を押すってのはヒロミさんの気持ちが誰よりもわかってしまうからだろうなと初めて一輝の言動を理解することができたし、そのうえでヒロミさんは変身し、自分の手で千草の魂を解放することができて、そんでもってベルトがヒロミさんの命を全て吸い取る寸前に弾き飛ばして強制解除するという一輝とバイスの作戦も成功したってんでヒロミさんの死亡フラグは見事に折れたと思ったけど、そうか五十嵐兄妹にあとを頼んでしまうのか。


天才少年時代のオルテカを誘ったのが長官だとしたら、その長官とジョージの密談を立ち聞きしてフェニックスに裏切られたとデッドマンズに寝返った挙句ギフスタンプ押されてギフテリアンになるというただの愚か者でしかなかった千草のために「最後の変身」をするヒロミさんは実にヒロミさんらしいと思えるし、もはや覚悟はできました。
仮面ライダーの歴史にヒロミさんの名が刻まれるその瞬間をしっかりと見届けます!。