『おいハンサム!!』

男を見る目がない三人の娘たちの幸せのために『昭和の頑固親父』の生き残りである「パパ」がその『価値観』でもってあれやこれやするドラマで、吉田鋼太郎ありきというか、吉田鋼太郎に昭和頑固親父を演じさせるための企画だろうと理解・推察しますが、初回を見る限りではなにがしたいのかわからん。
公式を見るに『家族×食×恋』をテーマにしたコメディとのことですが、そう言われてもピンとこない。

姉妹揃って男を見る目がないのは初回からハッキリ解るけど、父親が「こういう男がイイんだよ」と連れてきたハマケンは長女とワケあり、つまりハマケンもダメ男なのにドヤ顔で連れてくる父親もまた見る目がない(でも前髪を気にしまくる取引先の新人を老夫婦2人で切り盛りする定食屋に連れて行って何がしかの気づきを与えるあたり、人を見る目がないわけではない(見る目がないのは娘の幸せに関してだけ?))(いやでも定食屋はこれ「ちょっとお時間いただきます」って言うけど『ちょっと』どころじゃないだろと、店内にこれだけ客がいて出前なんて行けるわけないだろと、蕎麦屋あるあるの「今出ましたー」まで想像して笑うところでもあるのか?)ってところが笑いどころなの?。その父親を隣町まで聞こえる大声(親譲り)で一喝する長女に笑えばいいの?。

ていうか、もしかして「おいハンサム」なのは娘たちの夫や恋人たちではなく父親のことなの・・・?だから「イケメン」ではなく「ハンサム」なのか・・・?。

初回は源太郎のキャラ説明と妻・千鶴の関係性、娘たち三人の現状紹介で、それぞれに紐づく男たちの説明は2話からでしょうからつまりわたしにとっては次回からが本番ということになろうわけで、特に前クールは見たいのにリタイアせざるを得なかった高杉真宙くんに期待するけど、桐山れんれんはどうかなー。ダメ男のベクトルがどうかなー。