『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』第8話

ユキコの初恋の人である緋山くんの全方面非の打ち所がない「完璧社会人」っぷりを目の当たりにしただけでなく(でもいくら幼馴染だからって仕事として関わってる就職指導の場で「ユキコ」呼びはないと思うけど)、緋山から直接マウント取られてしまって落ち込む森生を偶然(を装いと書こうとしたけど、さすがにここは偶然で間違いないだろうw)見つけた獅子王にはキタワーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!とテンションあがりましたが、緋山と自分を比べて「あいつには勝てない」とウジウジ弱音を吐く森生の横っ面を張ってやるのかと思いきや、「(今のお前じゃ)勝てねえだろうな。そんなハンパな想いならユキコさんとはさっさと終わりにしろ!」と、森生に活を入れるつもりでありながらも『本音』がこぼれちゃう獅子王とか!とかとかとかっ!!!。

力なくアパートへ向かう森生に何か言ってやろうとするんだけど、言葉にならない獅子王・・・

からのゴールドのネイルを落としながら「推し活つら」と自嘲しちゃうイズミが切ない・・・。


緋山くんと再会しようがユキコの気持ちは揺れないであろうことはわかってたけど、予想以上に黒川が動揺してて、というか、ユキコにとっては救いの言葉であった「ユキコさんは俺と違って『普通』の世界で生きてるじゃないですか」が黒川にブーメランでぶっ刺さるのは辛いな。君といるとユキコまで『偏見』の目で見られるってのはその偏見を身をもって感じてる、今もなお感じ続けている黒川にとっては致命的な一言だろう。

でも、だからといって「ユキコさんとは終わりにする」なんてことはありえない。
だからユキコさんの送り迎えができるように運転免許を取りますと、クリスマスとかいろいろ調べて予約してデートプランを考えるし、新聞も読んで世の中のことを勉強しますと必死で伝える黒川に、黒川と出会う前までは強くなんかなかったと、バスも乗れないし一人で洋服も買えないしバイトなんてできるはずがないと思ってたと、「全部、黒川がいてくれたからできたんだよ」「だから私のために変わろうだなんて思わないでほしい。だって私は今の黒川が好きなんだから」と応えるユキコ。

ユキコさん最強すぎてツラ・・・。獅子王が想いを寄せる相手の恋人が最強すぎて胸がいたい・・・・・・。

つらいと言えば小関くんが水10でまだ“こんな役”やらされるのかーということも結構きつい。
わたしのなかでは杉野くんと小関くんは同列に位置してるもんで、ラブコメで「当たり役」を引いた杉野くんに対し爽やかの陰でマウント取るようなライバルキャラってのは地味にダメージ喰らうわ。

ユキコの気持ちは黒川に真っ直ぐ向いていることが黒川に伝わったことだし(繰り返すけど視聴者は最初からわかってるし)(ユキコさんが作ってくれたナポリタンドックの一口目でウインナーがピコンと跳ねそうになったもんだから、二口目を食べない黒川ってか杉野くんには笑ったw)、これ以上引っ掻き回しても無駄なんで獅子王に「あの二人の邪魔をするなら俺が許さない」と凄まれて尻尾を巻いて逃げ去るとか、そんな感じでさっさと退場でいいと思うんだけど次回もしっかり出そうだよな・・・

とか思ってたら、青野!?やだ青野どうなっちゃうの!???(予告の感じからしてまあ大丈夫だろうけど)。