『日本沈没-希望のひと-』第4話

いやいやいやいや、ラストのあの割れる地面が迫ってくるのが「現実」ならば走って逃げられるわけねーだろw。
としか思えないスピードで地割れがこっちに向かってきてたけど(スピードもだけどあんな地面の状態じゃあそもそも走れないのでは?)、主役がここで死ぬわけがないのでどんな感じで「間一髪助かった」ってなことになるのか楽しみにしておくw。

でさ、なんでこんなところで沈没に巻き込まれそうになってるのかといえば福岡に向かう妻子を見送っていたからで、それができたのは「情報をリークしたことが総理にバレて会議から外され暇だから」なんだけど、なんであのタイミングで記者に会った?って話よね。
椎名が官邸に呼ばれた理由は「ネタ元」が誰なのか聞かれるためで、常盤にも「お前じゃないよな」と念押しされているというのに、その記者と普通に会って喋ってたらそらバレるやろって話でしょうよw。なにかを直接受け渡す必要があったとかならともかく大した話をしてたわけじゃなかったし、主人公バカなのかな?w。
そんでリークしたことで事態が動いた(結果オーライ)ことに舞い上がって総理に進言した挙句ガチギレされましたとかアホすぎるんだけど、笑うところでいいのかこれ?w。
お飾り総理としてのキャラ造形であろうトオルはこれでいいとしても、そんなアホのこの程度の口車に乗せられるとか唯一“それらしい”里城副総理も小物と化しちゃってるし。

そんでリークによって関東沈没の可能性が国民の知るところとなり総理の会見でもって「現実」となったわけで、じゃあここからは各省庁総動員で「首都機能移転」「住民の避難」を進めていくんですねと思いきや、そんなに広くない部屋に省庁ごとに島を作ってワイワイやっててこの期に及んでもこのスケール感なんですね・・・と。

これまでは秘密裡にことをすすめる必要があったから未来推進会議にモロモロを託していたんだろうに、情報がオープンになったいま、そのまま未来推進会議メンバーを実務の中心に据えておく理由がわたしにはわからん。だってどれだけ優秀なメンバーが揃ってるのだとしても(そんなふうには全く見えませんが)所詮「若手の集まり」でしかないわけで、決定権とかないでしょ。
もっと上の立場の人間が決定したことに従って実務を担ってる「事実上の中心地」ってことなら(そんなに有能な人材たちには全く見えませんが)その上の立場の人間たちの争い・戦いも見せてほしい。蓮司とトオルと哲太だけじゃかん口令が敷かれてたいままでとなんも変わらないじゃん。

それを言うなら田所博士の研究室も。いくら変人で煙たがられてるとしても今は関東沈没研究の第一人者として認められた(官邸もその意見を聞き入れざるを得ない)んだろうから、必要な機器と人を用意してもっと大々的に研究環境を整えてやればいいのに。スケール感ってそうやって作っていくものだと思うよ?。

てか田所博士曰く「半年以内というのはいつ始まってもおかしくない、明日沈没するかもしれないということ」ってな話なのにハザードマップで真っ赤赤な湾岸地区に避難民集めてバスを発車させてんの誰か「おかしい」と思わなかったんですかね?。
まあ関東から避難する車で高速道路が渋滞してるというニュース映像で東京方面に向かう車線もそこそこ混んでるぐらいなので言うほど危機感ないってことなんだろうけど。