『顔だけ先生』第3話

10年後の同窓会?という予告が謎すぎてどうなることかと思ってましたが、まさかこんな理由によるものだとはちょっと予想外すぎた。
でも「親ガチャ」という言葉がこれだけ広まるなかで、その諦念感をこの同窓会という形で視覚化しつつ、以前は食べられなかった(我慢していた)ハンバーガーをナゲット付きで食べられるようになったし、友達とも(表面上は)変わらず同じ時間を過ごすことができた、という落としどころに持っていった3話はとても見応えがありました。

今は同じ時間を過ごすことができても、この先どんどん「違い」が出てきていつの間にか、もしくはあっという間に疎遠になってしまうだろうけど、それは同窓会で遠藤が「高校時代の友人なんて今だけ」と語ってるわけで、先のことを考えても高校は卒業したほうがいいと説得したうえでの千里の教師として・大人としての関わり方、手助けの仕方もよかったし、内容としては重いんだけど気持ちとしては重くはないという、ちょっと変わったアプローチで面白かった。

というか、生ハムの原木がこんな使われ方をするとは(笑)。



生徒にメルトと充瑠がいたことに今回初めて気づいたんだけど(市川の友人4人の男子2人)、小宮璃央くんやっぱデカイな。