真梨 幸子『6月31日の同窓会』

6月31日の同窓会

6月31日の同窓会

相関図としては結構ごちゃごちゃ入り組んでるんだけど、それぞれの矢印(関係性)は大したもんでもないしさして掘り下げられるわけでもないので読み進めても一向に何が描かれているのかが見えてこず、延々と知らない人の悪口聞かされてるような不快感だけが残りました。この“不快感”は私が真梨作品に求める“厭な感じ”とは違うんだよなぁ。