『最愛』第2話

渡辺息子殺しの真相は(まだ全てがあきらかになったわけではないけれど)予想できるものでしたが、それが2話という早い段階で明らかになったことは驚いた。

優に刺された渡辺が(長い棒で刺してたけど、なにあれ?ロープを結んで地面に刺す銀の杭かなんか?)そのまま失血死したにせよ誰かがトドメを刺したにせよ、梨央が「渡辺息子殺し」それ自体に直接関わっていないことは間違いないとしていいと思うのだけど、弟の携帯に残された「証拠」を消して云わば犯人隠匿を犯しているわけで、そしてその過去が現在進行形で捜査が行われている渡辺父殺しに繋がっているとするならば、梨央は渡辺父殺しにどんな関わり方をしているのか、さらに初回冒頭で顔に血の跡がある梨央が連行されるカットがあったということは事件は渡辺父殺しだけではなさそうだし、そこで梨央がなにをしたか、梨央になにがあったかを知った大輝がどんな選択をするのかということがこのドラマの中心になるのかな。そこに梨央と大輝を取り巻く人々それぞれの想い、思惑が絡んでいくと。

そのなかではやっぱり井浦新の加瀬さんが気になるよねえ。
今回さらっと真田家の事情、梨央の両親が離婚した理由が明らかになり、兄貴の“性格”もなんとなくわかったけど、そんな真田家を顧問弁護士として支え続けている加瀬さんの「梨央を守る」という思いは弁護士としてのソレだけじゃない、もっと強い意志とか決意のようなものを感じさせるわけで、奪われた携帯を取り戻すために兄貴が大切にしてる車のハンドルを物理的にロックして使用不可能にするという強引な手段をとったあの時から「今の梨央」を作った、いや育てたのは加瀬さんなのかもしれない。

渡辺父が泊まっていたホテルの客室にあった札束も、現状で「金の出所」として可能性が高いのは真田家だと思うし、であればそこに加瀬さんが絡んでいないはずがないしね。


なんにせよ次回が楽しみでなりませんが、それはさておき今回の松下洸平

まず部員が大麻所持で逮捕されたあと、大学にマスコミが来てるとわかって目の前を歩いてたマネージャーにこれ被っとけと自分が被ってた帽子をまずは手元に差しだし、マネージャーが一瞬躊躇したとみるやそのまま手首を返して有無を言わせず頭に被せてやるのカッコ良すぎません?。

そして轢かれそうになってる梨央をぐいっと引き寄せつつ車のナンバーをしっかりチェックする刑事の貌の直後にワイシャツに抹茶クリーム?がべっとりついてることに気づいてうわマジか・・・となるこのギャップですよ。

いやはやうめえなほんとに松下洸平はよお!(なんでか←こんなテンションになってしまうw)。