『機界戦隊ゼンカイジャー』第30カイ!「隣のキカイはカキ食うハカイ?!」

見た目の印象から海賊繋がりでバリゾーグ先輩みたいな感じを想像してたんで、ハカイザーが登場した瞬間から陽キャってかトンチキ爽やか(笑)だもんでびっくり。
で、登場したその回で速攻武器奪われててさらにびっくり(笑)。

でもこれ、わざと奪われたんじゃないかな。
奪われたというか、奪われる=ゼンカイジャーの手に渡る ように仕向けたのだと。

そしてハカイザーの喋り方が微妙に棒読みっぽいのはハカイザーとしての“演技”をしているから、なのではないか。
ハカイザーの『中の人』が自我を保ったままトジテンド(イジルデ)にそうと知られないようハカイザーとして振舞っているがゆえの「棒」なのではないかと思うのだけど、でも演技でもなんでもなくこれがハカイザーの喋り方(もっとロボ的な喋り方にさせるつもりだったけど材料の「素」が出ちゃった的な)で、武器を奪われたのもガチです可能性もぜんぜんあるのがゼンカイジャーなんだよなーw。

どちらにせよハカイザーの中身は五色田功博士、つまり介人の父ちゃんしかいないだろう。
いやもう100%功博士に決まってるんだけどw。

で、問題はどこまで「改造」されてるかってことだよね。

まだ確定ではないもののハカイザーは充電式(電気で動く)らしいので、ハカイザー自体は完全なる機械(ロボ)でハカイザーの行動データを功博士の脳に送ってる(新しい刺激を与えるために)か、功博士の脳をデータ化してAIのような形で組み込んでいるってのが最も望ましい展開として、でなければリュウソウジャーのガイソーグのように鎧のようなものをまとっているのか、ステイシーがステイシーザーになるように変身しているのであれば「五色田功」としてヤツデと介人の元に戻ってこれる(かもしれない)けど、ハカイザーの状態で充電されてたってことは、あのなかに“人間態”がいるってことはない・・・か?。
ハカイザーというだけあってハカイザーの身体に脳そのものを移植されてしまっているのだとしたらヤツデと介人にとっては辛い展開が待っているわけで。

ラジレンジャーで鈴村さんと稲田さんも言ってたけど、ゼンカイジャーがこの先、最終クールに突入するあたりで今まではなんだったんだ!?ってなドシリアス展開になるかもしれないとはわたしも考えなくはなくって、ここまでシリアスを背負ってきたステイシー/さとしではなく介人(とヤツデ)によってそれが描かれるのだとしたらそれまでとのギャップもあいまって辛いなんてもんじゃない時間になりそうだけど、でもだからこそ「キカイノイド」の存在が効くのかな。ジュランたちと家族のように暮らしている介人とヤツデにしてみればガワが人間であろうがハカイザーであろうが功は功だし父ちゃんは父ちゃんだしと割り切ることができるのだと。

・・・父ちゃんは父ちゃんだけど、でも倒さなければならないってな展開にまではならないと信じてるよ?。新年一発目でそういうシンケンジャーみたいな超ド級の衝撃展開とか二度と御免だからね?。


ところでさ、今回のゾックスさんなんの理由もなくナチュラルに助太刀しにきてくれませんでした?。
このところだいたいそんな感じではあるものの、いつも以上にふっつーにクロコダイオーから降下してきてあたりまえに一緒に変身して戦ってるように感じたんだけど、そういやこの一家も双子の弟を元に戻す問題を抱えてるのよね。そのことちょっと忘れてたわ・・・。