『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』

主演とはいえ朝ドラの主役を務めあげた窪田くんの連ドラ一発目がコレかぁ・・・・・・ってのはそれとして、前作って何年前でしたっけ?。
当時は別に好きでもなんでもなかった鈴木伸之(と鈴木伸之が演じる辻村先生)ですが、今となっては『愛すべき鈴木伸之』なので今期は辻村先生のあらゆる意味での活躍を楽しむ所存です。

とはいえやっぱり窪田くんのこの役柄もビジュアルもまったく好きになれないのでつらい。

五十嵐の渡米後、院長が変わって放射線科の再編に伴いバラバラになったラジエーションハウスのメンバーが、五十嵐の帰国・復職に伴い続々と戻ってくるという始まりでしたが、メンバーのことはかなり覚えてたんですよね。他のドラマとごっちゃになることもなく、この役者はこういうキャラだったなってしっかり覚えてたことに驚いたぐらいw(再就職にあたり鏑木部長改め副院長によるアシストという形でそれぞれの技師としての持ち味を説明するのは上手い描写であった)。

ラジエーションハウスの「敵」になるかと思った高嶋兄の院長は、元院長で循環器内科医長としてこちらも戻ってきた大森先生の同期らしく登場後5分で手のひらコロコロされてるし、五十嵐たちの「やり方」にいちいちギャイギャイ抗議することになるのかと思った前期のラストで五十嵐と入れ替わりにラジエーションハウス入りした八嶋さんの田中も退職願を捨てたし、人間関係的にはそこまでギスギスしたものにはならなそうかな。院長も「壁」にはなるかもだけど「敵」にはなれなそうだし。

そしてこれが一番肝心なんだけど、五十嵐が医師免許持ちであることを仲間は勿論院長以下医師たちも知ってるうえでの続編となるようなので、「医師免許持ってるなら医師として患者を救ったれよ」というストレスは前回よりはマシになるかなーとは思いつつも、主人公が好きになれないのでやっぱりつらい。

ていうか、ラジエーションハウスのチームワークはもう出来上がってるし、初回から五十嵐がオペする気マンマンで同僚もばっちりサポート体制だし、杏も「約束」を果たしたし(食事はあんな結果になったけど)、「Ⅱ」はなにすんだ?。
技師長の認知症疑惑が縦軸(のひとつ)になるのかと思ったら「飲みすぎってだけなんでビタミン取れば治ります」で終わっちゃったし、マジでなにするのかと。

もしかして 広瀬→五十嵐⇔杏←辻村 の四角関係ですか?。だからナレーション兼業の田中に図解させたのだと?。

だとしたらわたしは客じゃないと録画予約をサクっと消去するところですが、もう一度言おう、わたしは鈴木伸之の活躍を楽しむ所存なのである。そこに鈴木伸之が絡むのであれば恋愛ドラマにシフトしようが前向きに楽しむつもりなのである。つまり四角関係バッチコイ。