『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』

オダギリジョーが着用するシェパードの着ぐるみのハイクオリティっぷりに、わたしの受信料がここに使われたのであれば心底本望です。

まず思ったのはコレでした。
背中の黒味の入り具合と尻尾の触感(見た感じの触感)がまじオリバーじゃん!!ってな。

それだけに、相棒が成果を上げたと喜んだのも束の間「間違いだった」ことに落ち込む本田翼を慰めるという名目でベロベロするオダギリオリバーがキモすぎて、キモ過ぎて!!!、犬がぺろぺろするの(されるの)に心理的抵抗が生まれてしまったのだがどうしてくれる。こちとらぺろぺろのために生きているというのに。

あとはもう出る人出る人「〇〇じゃん!」の連続で見終わる頃には疲労困憊でしたが(「警察」が主人公であることだしなにがしかの事件があってそれを解決するドラマになるのでしょうが、キャストを見ただけで「ああ、この人が犯人ね」と解ってしまいがちな昨今のドラマ界に喧嘩売ってる気がしなくもない)(そういう意味ではハンドラーの制服とか出動するときの公用車?は左ハンドルのオサレ仕様なのに、警察犬の訓練所というか待機所?は小汚い空間なのも意図的なものを感じる)、エゴラッピン(の森さん)のオサレな劇伴+コミカルな演出の向こうで陰惨なストーリーが進行してそうな気配はしっかりと感じ取れるので、これは果たしてドラマとして(物語として)ちゃんとまとまるのか?という視点を含めドキドキしながら続きを待ちます。