『仮面ライダーセイバー』映画公開記念合体SP特別章「界賊来たりて、交わる世界」『機界戦隊ゼンカイジャー』第20カイ!映画公開記念合体スペシャル!「剣士と界賊、兄の誓い。」


セイバー久々に面白かったー!
(久々にと書いたものの、前に面白かったのっていつだっけ・・・?とかなり真剣に思い出そうとしたけど“初期の頃は倫太郎が好きだった”としか思い浮かぶことがないのでもしかしたら初めてだったかもしれない)
(感想こそ書いてないものの毎週ちゃんと見てます。無言で30分を過ごしてます。でもここまで見続けてよかったよ。なぜならそもそもなんでツルんでんのかわからないしカップラーメンたべてうだうだダベってただけだったのになんか熱く叫び合いながら戦いだして、なんか名乗りあったと思ったら「べにしょうが」と言って死ぬ内山くんの演技はわりと貴重な声音とキャラだったので。デザストというキャラ自体なんのために存在してたのか全くわかんないけどそれ含めて内山くんお疲れさまでした)

今更セイバーになにも言う(思う)つもりはないわたしでさえ『剣士』だっつってんのに『大切な物』が『聖剣』ではなかったことに衝撃を受けましたが、本編ではあまりにも気の毒な扱いの神代兄妹が生き生きとしてるというか、キャラとして「生きてる」感がしたし、メインの3人も敵の能力について飛羽真主導で考察し、倫太郎はヨホホイさんに真顔&素直な疑問ツッコミを決め、賢人はニコニコしてるだけだったけどいい「トリオ」に見えたし、ヒロインは変身のアシストをするというここまでで最も大きな役割を果たしたし、もう一度書いとくけど素直に面白い!と言えるコラボでした。

ゼンカイ側的にはいつも通り。ゾックスと凌牙を「兄」で繋げつつも凌牙から「兄」としての感情・本音を引き出すのはゼンカイジャーで(見た目は女装中w)、「同じ妹を想う者同士」であることはゾックスの中だけに留め「ライダーギア」を使わせるという形で「コラボ」を担い(ブルーンだけ使わせてもらえないというオチは酷いw。使わせてあげない理由がないだけに酷いw)、マジーヌと玲花はカッコよく人々を救って名乗りもばっちり、兄貴&お兄様コンボで必殺技を決めて最後は百合と、いつもながらの充実度。
映画のためのコラボ回なのでもちろん映画へのフックも用意して、それに加えて神代兄妹の魅力(特に兄の!)まで引き出してみせるとか、これはSHT史上指折りのコラボSPと言っていいでしょう!。

そしてこれが最も重要なんだけど、コラボ回でお披露目と相成ったスーパーツーカイザーが普通にカッコよくって一安心。ていうかマント!!ビバマント!!

しかしヨホホイさん(界賊)の設定はSHTにおいて汎用性バリ高じゃない?。これならどの作品に現れてもおかしく(不思議じゃ)ないじゃん。