『プロミス・シンデレラ』第2話

ゴードン演じる壱成が「旅館を遠ざけていること」「極度のお化けビビり」というこの二点は、二階堂ふみ演じる早梅をゲームの一環で「出る」という曰くがあって倉庫となっている旅館の一室に行かせたものの体調不良でぶっ倒れてしまったもんで旅館に行きたくない&怖いという自分の気持ちを堪えて抑えて助けに行くための演出要素で、

助けに行かなきゃという気持ちと行きたくない気持ちのせめぎ合い→意を決して助けに行く壱成→一足遅く兄貴が早梅を姫抱っこで救出してた

ってな流れになるものと思ったし、そんで次の日早梅に「昨日は助けてくれてありがとう。いいとこあるじゃん」とか言われてしまって助けたのは兄貴だと言えなかった壱成ってなことになるだろうってところまで予想したんだけど、普通に旅館に来てるしお化けの部屋にも入ってるし(ビビってたけど)、終わってみればどちらもなんてことのないハードルだったわけで、この要素は壱成のためのものではなく『元夫から着信があった』ことを早梅が壱成に話すためのシチュエーション作りのためのものだったのか。

つまり、壱成(を掘り下げるため)のものではなく現時点では無関係の元夫と壱成を直接対決させるために、その前段階として「電話に出る」という流れを作るためだけのものだってことだよね。

これがね、なんか「違うな」と思ってしまった。
初回では原作を知らないのにキャラと役者があってなくない?という感想しかなかったんだけど、作劇も良し悪しではなく好き嫌いの話としてたぶんわたしの好みじゃないなってことがこのことで解ったように思うので、これももうリタイアでいいかなー。
まさか金子あっくんが突然スーツでバッキバキに決めて現れて「この旅館を買収しました」なんて展開になったりはしませんよね?。