『大豆田とわ子と三人の元夫』第5話

ここでとわ子にプロポーズする仕事相手の「社長」で「とわ子と同じバツ3」などという盛りっ盛り設定の男に東京スカパラダイスオーケストラ谷中敦をもってくるとか、本気だ!この配役を考えたひとは超本気だ・・・っ!!と、登場後とわ子とにこやかに握手を交わしてるところあたりまではそう思っていたわけですが(でも会社名の由来を聞いてもいないのに話始めたうえに離婚の「バツ」ですとか言ってる時点で「あれ?」という違和感はあったよね)、見終わる頃にはこれキャラとして意味不明すぎてだれも引き受けてくれるひとがいなかったのではないか・・・?と思うようになっていました。

言葉選ばずに言うけど演技力がないせいで、なんだコイツ気持ち悪っ!!ていうか怖い・・・!感が全開なので今のところ結果的には正解に思えますが、谷中敦のルックスをもってしてもなんだコイツ控えめに言ってしんでほしいとしか思えないのでとりあえず黙って次回を待ちます。

つーかとわ子がこんなことになっているというのに予告で流れたのは「地獄の餃子パーティー」って、このドラマの向かう先がまったく見えない。

不倫相手から似た顔のカメラマンに乗り換えようとしてる(のか?)女優はいいとしても、八作はハッキリ振ったつもりなのに訪ねてくる女も、ホテルでフロントとかならともかく清掃の仕事をしてる人間の顔は見ないのがむしろ普通だろうし(毎日挨拶をしてくれてることは認識してても「(清掃スタッフの)誰から」挨拶されたかは意識でもしてなきゃわからなくても仕方がないかと)、なのにあんな近づき方をしてきた挙句「顔見てなかったでしょ」とか詰めてくる女もどうかしてるとしかわたしには思えないので、そういう意味でも地獄の予感。

ていうか、「契約問題」が発生したときのために弁護士を雇っているのだろうに、問題が発覚してから社長のところへ駆けつける間とわ子がシンシンに一切連絡をしなかったってところがいろいろとアレですよね・・・しかもそのときシンシンは呑気にお誕生日おめでとうコメントを撮っていたってところが状況のアレさをさらに高めるという・・・。