『珈琲いかがでしょう』第6話

金髪の青山が美味い珈琲を淹れられるじいさんとの出会いによって変わっていく様であり、それをどうすることもできず見ていることしかできなかったぺいの「過去話」は、“修行”のなかで師匠の言葉がどんどんどんどん青山に沁み込んでいくのが目に見えてわかって、その「目に見える」変化はぺいが尊敬しあこがれる「なにも映さないアニキの昏い目」にこそ最も現れていて、それがきっとぺいにもわかってしまったであろう切なさに、「大切な人」がいないという青山はぺいがどれだけ自分のことを「大切な人」だと思ってくれているのか昔は勿論今ですら解ってるのかわからないもどかしさに胸がギシギシしましたが、なにあの兄ちゃん。ぺいのことを「ぺいちゃん」と呼ぶあの兄ちゃんはなんなのよ・・・。

ぺいが言うには青山さんは「金を持ち逃げし、その金で移動珈琲屋を始めた」ってな話だけど、青山さんが「移動珈琲屋」になった背景には師匠のじいさんの存在があることがわかった今、持ち逃げした金で始めるか?と思うのよね。少なくとも「今」の青山さんからはちょっとそれは考えられない。
なのでそのへんの事情とともに「ぼっちゃん」なる新キャラの掘り下げを待つのみ。
そして、とにもかくにもぺいに救いを・・・!。