『レッドアイズ 監視捜査班』最終話

坂口拓に注目しているわたしなので、全話通して地上波としてはこれまでで最も坂口拓のアクションを見せてくれた(と思う。拓ちゃんのお仕事全て追えてるわけじゃないからはっきりとは言い切れないけど)というだけで、この作品を見てよかったと言える。かめなしくんとの1対1のみならずかめなしくんとの共闘なんてものが拝めるとは思ってもみなかったんでおかしな声が出ちゃったよね。だって二人お揃いのブラックスーツ姿だとか!!だってだってカランビットナイフを連ドラで拝めるとか!!!。

まずは映像の妙を差し引いても同じフレーム(流れ)のなかで坂口拓と「共闘」するとかかめなしくん頑張った!超がんばった!!。
でもかめなしくんと比べると坂口拓の打撃は明らかに「重い」んだよね。体重が乗ってる。そしてひとつひとつの動きがコンパクト。大振りというか無駄な動きがないし、ゆえに隙がない。
かめなしくんのアクションが「華」だとすれば拓ちゃんのアクションは「技」という感じで、藤原竜也山田裕貴(青のSPより)と共に今期のアクション大賞です!!。

で、なにがよかったって、話の流れとして伏見は真弓を倒さなければ(振り切らなくては)ならないわけで、伏見(と湊川)じゃあ到底倒せるとは思えないけどでもなんだかんだでノックアウトされちゃうんだろうなーと思ってたら、真弓はPTSD持ちで、どんなPTSDなのかはわかんないけど(あのカルテみたいなの一時停止して確認しようとまでは思わなかった)とにかくPTSDが発動したってか薬が切れかけたもんでバトル中だというのに薬を飲もうとするもない?ない!?ない!??でジ・エンド・・・というまさかすぎる結末で、(薬さえあれば)真弓さんは強いままで終わったところ。

あとは鳥羽が伏見に執着した理由な。伏見の恋人を殺したのは理由はどうあれ妻を自殺に追いやった記事を書いたからで、伏見の恋人を殺す様をスマホを通して伏見に見られていたことで、「伏見を甚振る」という快感を知ってしまったからってのに妙に納得してしまった。
だってかめなしくんの苦しむ顔って最高だもんな。かめなしくんには辛い思いをしてほしくないんだけど、かめなしくんの苦しむ顔は絶品なんだよ。

でも苦しませた末に怒りで本能を解放した伏見が自分を殺しにくると思うとゾクゾクしちゃうよー!ってのはわからん(笑)。そこまでいくとただの変態だろとしか言えん(笑)。

ていうかこれだけ伏見に拘ってるぐらいだし、美保が殺されたのは“伏見の恋人”だからってだけなんだと思い込んでたけど(100%可哀想な被害者なのだと)、実は思いっきり殺される理由がありましたと、むしろ巻き込まれたのは伏見のほうでしたってな真相にはちょっとびっくりしたわ。
でっち上げだとわかっているのに記事を書いたのは伏見を材料に脅されたからってことでまあある程度は仕方のないことかと思うとして、自分がでっち上げ記事を書いた相手のことを気にしないもんかね?と。自分が記事を書いた鳥羽の妻がその後どうなったのかを知ってたら恋人に「サプライズしちゃうぞー!」なんてルンルンできないとわたしは思うので「知らなかった」のだろうと予想するけど、さらに言うと知ることができなかったのではなく知ろうとしなかったんだろうなとわたしは思うわけで、伏見さん女の趣味悪いですねと最終回で判明するとかw。

あとなんだっけ・・・内通者か。わたしの本命姉川がやはり内通者でしたが、『内通者は姉川でした』ってだけでなぜ鳥羽のクリニックに通い、どんな「救われ方」をして、どんな気持ちで長久手とKSBCのことを裏切っていたのかとか一切描かれないという雑っぷりに笑うしかなかったですw。
あとバックに例のマークのチャームを付けた島原妹が意味ありげな笑みを浮かべるというラストカットでしたが、そこはわたしは「チャームまで作ってるんだね!」と受け取りたいw。