指対のなかにアノニマスがいるのだとしたら役者的にもここまでメイン回がないというメタ目線としても室長が本命だろうと思ってましたが、初代アノニマスは室長だけど万丞の相棒が撃たれた事件でアノニマスであることを辞めて、以降は万丞の相棒・倉木が二代目アノニマスとして暗躍してましたと。そこはまあ予想の範囲というか、そこまでの驚きはないけれど、倉木が撃たれた事件における万丞と羽鳥の距離がわたしが思っていたのとは全然違ったことは驚きでした。
あの事件で云わば「チーム」のように動いていたんだと思ってたんですよね。同じ班にせよ隣の班にせよ、もともと万丞と羽鳥はいい意味でライバル関係にあって、それぞれ倉木と誰かを相棒として同じ事件の捜査に当たっていたのだと。で、その捜査中に倉木が撃たれることになってしまって、羽鳥はその理由が万丞にあると考えたから今のあの険悪な物言いなんだと、わたしはそう考えていたのですが、なんかぜんぜん関係・・・・・・なくない？。
いや同じ事件を捜査してたわけだから関係はあるんだけど、倉木が撃たれたことには羽鳥全然関係ないよね？。というか、この件について羽鳥が万丞に怒りのような感情を抱く理由は別になくない？。
あの人なんで万丞にあんな喧嘩腰なの？次回で「実は誰にも秘密で倉木とつきあってた（る）んです」なんてびっくり告白きちゃったりします？。
それとも万丞に対するキツイ物言いは倉木のことは自分の責任だと自分で自分を追い詰めてる万丞を気遣ってのことだったりするんですかね？つまり羽鳥さんは超絶不器用なだけなのだと。
・・・そのセンでよろしくお願いしたい。
あとまあこれは『テレ東らしい』と言えるんだけど、警察が証拠を捏造してまで罪を自供させた事件が地味すぎる。事件の内容もだけど真犯人も「警察が隠蔽した事件」としてはいくらなんでも地味すぎて、リアリティと言えばそうなのでしょうが「なんでこんな事件で捏造したん？」という気持ちは否めない。
