いやだからヤマコーさんのシーンだけ作画が違いすぎるんですけどw。
万丞と羽鳥が廊下ですれ違って、ちょっと距離が離れたところで会話をするというドラマではよくあるシーンが妙に可笑しいのはなんなのよw。
万丞が「羽鳥」って呼び止めたのにキメッキメの羽鳥がしゃべりだすのとかなんだお前ら阿吽の呼吸かよ!!とツッコミたくなるw。
あとまあ作画がちがうと言えば香取慎吾さんですよね。
一人でポルノ動画配信会社に乗り込んだあとだったかの碓氷と並んで歩く全身黒づくめの万丞がどう見ても刑事には見えず、ガタイのデカさなら長瀬智也あたりもそうだけど、刑事の長瀬智也は刑事に見えるのに対し香取慎吾は刑事はもちろんのことナニモノにも見えなくて、その異物感というか特異感というか、そういうものが万丞というキャラに乗っかるとぐっと良くなりそうな気がするので期待したい。小出しに流れる過去回想を見た感じだと万丞という人間は元来はそこまで孤高な男ではないのかもしれないけど。
事件のほうは『「指殺人」を止めることができた』という結末で、そこに至る流れも被害者の女性、女性の婚約者、その母親と、それぞれ「抱える過去」があり、それゆえの心情・動機が明白でいい意味で解りやすくてよかったけど、会社の同僚が夜間にゾロゾロ集合してんのだけは「いい話」すぎて笑ってしまったわw。一応“会社の人たちも探してくれた”と補足があったけど、この状況なら自宅待機を指示されて当たり前だと思うし、連絡が取れないことを心配するにしてもせいぜいが自宅に様子を見に行くぐらいで闇雲に“あたりを探す”なんてことはしないだろうとも思うわけで(それどころかそもそもの騒動の発端になった「服が似てるだけで同一人物と特定した書き込み」をしたのは婚約者紹介してよーとか言ってた同僚の女だと思ってたぐらいだもん)、そこまで被害者を“救ってあげる”必要はなかったかなーとは思った。
そんな中ででっち上げ記事を書きまくってるライターの描写だけはやけにリアルな闇だったなぁ・・・。それに対し警察という立場でものをいう碓氷(と万丞)が何も言い返すことができず、最後にまとめて逮捕(逮捕された者たちの個人情報が裏サイトに一挙掲載される)というともすれば強引な幕引きしかできなかったことも。