『アノニマス』第6話

隠し撮りした万丞の写真を無断でアイコンに使ったり、個人情報拡散の引き金引いたり、専門部署のくせに指対ダメじゃね?と突っ込まざるを得なかった前回に続き、今回も「時間がない」ことを理由に真偽を確かめることなく指対のアカウント=警察として情報を拡散しちゃったのにはアノニマス云々関係なくこいつらマジでダメすぎだろ・・・となりかけましたが、しっかりとそれを自覚し、反省し、そのうえで指対の持てる力でもって依頼人であり実は犯人であった者の命を救うことができましたってなことだったんで、前回今回合わせて1本って感じかな。悪意ではなく善意を利用した情報拡散によって救われたと思ったものが実はそうではなかったという展開は素直に面白かったし。

情報を安易に拡散することについて考え想像してほしいという訴えには菅田将暉が浮かんだし、性的暴行が理由であることを隠したせいで恋人が叩かれ死んだという真相では林遣都が浮かんだけどな。

ていうか監禁場所に乗り込んできた羽鳥さんが相変わらずキメッキメかっこよすぎてそこだけ何度も見ちゃう。

しかしこういう話って、レイプ野郎は余罪ありまくりらしいしイケメンだと騒がれてた反感も相まって人生終了だろうけど、それはしたことの報いってことでそれ以上思うところは特にないけど家族も晒しものになるんだろうなと思うと気が滅入る。命を捨てるつもりで罪を告発した女性もおそらくこのことは一生ついて回るんだろうし、性犯罪とSNSが合体するとほんと地獄よね・・・。