『この恋あたためますか』第9話

ちょっとアンタ!今太賀が話してんじゃないのさ!息せき切って駆け付けてきて空気読まずにコクってんじゃないわよ!!(つーかなんでその場所に樹木(と太賀)がいるってわかったのよ!?)

とおもいました。

だって太賀は自分が先に約束したのに樹木ちゃんに自分の気持ちを確認してもらうために日曜を拓にぃに譲ったわけじゃん。日曜は拓にぃと過ごしてもらって、そんで「今夜返事を聞かせて」と予め告げたうえで一緒に時間を過ごし、そんで返事を聞こうとしてるわけじゃん。樹木の気持ちを知っていながら拓にぃと北川は運命だとか言ったりしたこともあったけどこの“最終プレゼン”においては太賀めちゃめちゃフェアじゃん。それに対して「選ぶのは彼女だ」とかドヤ顔で言っておきながら割り込んでくるとか許されないでしょう!。
許されなくても、キャラじゃなくても、それでも身体が動いてしまうのが恋というものなのだ。あの浅羽拓実がこれだけみっともないことになってしまう。それが人を好きになるということなのだってか?。

でもこれ、樹木はたぶんまこっちゃんを選ぶだろう。社長に「好きだったけど、クリスマスはまこっちゃんと過ごしたい」とか言って断るのだろう。

でも太賀はわかってる。樹木がほんとうに好きなのは自分ではなく拓にぃだってわかってる。
だから(もしかしたら1年後になるかもしれないけど)最終的には北川と同じように「樹木ちゃんがほんとうに一緒にいたいのは、クリスマスケーキを一緒に食べたいのは拓にぃだろ」と言って身を引いてやるのだろう。それでこそ俺たちの太賀だ。


なんてことはどうでもいいです。大事なのは神子社長代理の!!お手本のようなデレですよ!!!!!!。

まさか神子と浅羽が向かい合ってコンビニスイーツを食べるなんて展開になるとはまったくもって予想できなかったし、いやあ、これまでのところ一岡さんはなんでこんないけ好かない子持ちの男に惚れてんの?とか思ってたけど、相手の底力を引き出すために最初にガツンとかましたことも含めてカッコよすぎて笑うわこんなのw。
ていうか神子は社長の座を浅羽に奪い返される未来しか見えなかったけど、浅羽発案の事業を社のプロジェクトとして承認しそのリーダーに据えることで浅羽を“自分の下に置く”ことに成功したわけで、移動販売事業が成功したあかつきにはその成果だって社の利益=自分の経営判断力の賜物ということにするであろうわけで、なんだよ神子大勝利じゃんw。



ところでピアノを弾く中村倫也を見てわたしが再演を切望してる作品第2位であるヒストリーボーイズを思い出したけど、よくよく考えたらその作品でピアノ弾いてたのは橋本淳くんでした(笑)。わたしの切望なんざそんなものです・・・(ちなみに第1位は松下洸平くんが出てたラディアント・ベイビーです。言霊言霊!)。