『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード33「巨獣パニック大激突!」

画面後方でキラメイジンとギガントドリラーとキングエクスプレスザビューンが邪面獣と戦い、その前面でベチャットと戦うキラメイレッドどキラメイイエローのところに巨大剣が飛んできて突き刺さったり爆破に巻き込まれたり、すばらしい画面の構成力にスケール感でこれぞ特撮!!!。
邪面師と邪面獣が並行して存在できるという設定なのでこれまでも人間サイズと巨大戦が同時に行われることは少なからずあったけど、同じ画面のなかでの戦いはまさしく『同時』で、テレビ放送でこの構図このクオリティーはちょっと記憶にないぐらいの迫力満点映像でさっすが田口監督!!!。

研究所でハイパーベチャットに囲まれたレッドとイエローが背中合わせで足元を撃ち抜くカットもめったくそ燃え&萌えたし(今回特に充瑠の為朝への信頼(という名の丸投げw)と為くんの充瑠への信頼(こっちはそのまんま)が光ってたよねー!)、とにかくもうカッコいい!がドバドバ溢れるバトル回で終始脳汁出っぱなし!!。

ここ数回姿が見えなかったガルザさんは兄上の復活を知り今回の計画を立てつつどこぞでジャメンタルを高めてきたそうで、ハコブーを寝取って兄上のところへ出向きメンタル対決を挑みましたが、充瑠のヒラメキーング(1回目)でゴーアローに召喚されたことで兄上のキラメンタルが消える=勝った!と勘違いしてフハハハハと高笑ってるところへ飛んできたゴーアローの矢に横から射貫かれダメージ受けてる隙に兄上はフェニックスになってハコブーと合体され地球に向かわれてしまうってだけでも笑えるのに、脚にしがみついて自分も戻るとかガルザ叔父さん的にも大満足の活躍(笑)っぷりだったし。グレイトフルフェニックスの脚にくっついてるガルザさんまじゴミ状態(笑)。

でもね、形的には王様のモノローグだったけど、キラメイジャーを一人ずつ褒め称えたあとで「ガルザの敗因」をズバリ指摘するの、こんな感じでいつも説教されてきたのだとしたらそりゃ弟もメンタル歪むし病み・闇ますよね・・・とガルザさんに改めて同情しちゃう・・・。

ガルザさん曰く「これまでのような生ぬるい作戦は終わり」だそうですが、今回は相当練り上げた作戦だったと思うのよ。時雨さんも「これまでとは違う」って言ってたし。でもそれを王様と充瑠の一心同体ヒラメキタッグが華麗に打ち砕いた。これだけ考えた作戦でも閃き一つ(という印象です)でひっくり返されてしまうとなると、もはや打つ手はないのでは?という気すらするんだけど、だからこそガルザさんを応援したくなってしまうわ。なんとかガルザさんに一矢報いらせてあげたい。