『七人の秘書』第6話

言うことをきかなくなった手駒を排除するために餌で釣ってわざと手術を失敗しろという大臣ってのは演じるのが岸部一徳だけあってなんら引っかかることなく見ていられるけど、「人気抜群の都知事」の手術を失敗することを引き受けるってのは評判に直結するだろうしさすがにありえなくない?となるところが『東帝大』と聞くと即座に「ああ、あるね」となる不思議(笑)。実際は「東帝大の教授」は断るどころか超カッコいい人でしたが、東帝大の一言で大抵のことは「アリ」になるって便利よねーw。

でもオペの助手は内科医でオペ看もいないのは「簡単な手術だから大丈夫だろ」でいいとしても麻酔医がいなくちゃオペしようにもできませんよねー?とは突っ込んでおく。ここで白鳥教授が「そんなことだろうと思った」と言ってフリーの美人麻酔科医を連れてきてたら完璧だったのにw。

サラン役のシム・ウンギョンさんをキャスティングした理由はリリー・フランキー相手にこの親子の和解シーンをやるためというか、シム・ウンギョンのためにこのシーン(話)を用意したし、シム・ウンギョンが相手だからリリー・フランキーもこの役を受けたのかなと思うほど、ここは見ごたえがあったし話としても捻りがあって今回は素直に面白かったと言えるけど、次もサランが中心になるみたいで江口を除く秘書たちの比重が偏ってきてるのが気がかり。今回の話なんて菜々緒いなくても問題ないじゃん。わたしは菜々緒坂口拓のバトルを期待して見続けてるのにー!。